最高に泣けて、心に響く【名作韓国ドラマ ロマンス時代劇編】切なさとトキメキが桁違いな良作ドラマを厳選!
SPUR.JPの韓ドラ班がご紹介してきた様々な韓国ドラマの中から、今回は「大人こそ観たい、最高のロマンス時代劇」にフォーカス! 秋の夜長にぴったりな作品をぜひチェックして。 【写真】【名作韓国ドラマ ロマンス時代劇編】16作品全てを見る
チョ・ジョンソク×シン・セギョン『魅惑の人』/演技派の共演が話題となった王道ロマンス時代劇
チョ・ジョンソク×シン・セギョンで繰り広げられる朝鮮王朝時代のロマンス時代劇の見どころをさすらいのライター山崎が解説。 ーーーー囲碁の名手でもあるチナン大君(ジョンソク)は、ある大志のため賭け囲碁で資金を集めている男装の天才棋士(セギョン)と偶然、対局することになるのですが、囲碁を打ちながらお互いに心通わせたりするわけで。名前を明かさない彼(彼女)に大君は「モンウ(濠雨)」という名前までつけちゃったりなんぞして。実は、モンウは清廉な高官の娘で大君の誠実な言動に触れるにつれ、次第に惹かれてしまうわけですよ女子として。ところがです。そんな最中、王が急死。どうやら大君側の外戚高官らの陰謀絡みのようなのですが、それによりモンウの父は清に罪人として送られ、モンウもまた親友とともに捕えられてしまうという。 王イ・インとなった大君にモンウは友として助けを訴えるわけなのですが、政治のため王はモンウとの仲を切り捨ててしまうのです。親友は死に、多分父も助からない。かくしてモンウは復讐を決意、3年後、男装棋士として再び、王イ・インの前に現れるという次第。信じたいけれど信じてはいけない、復讐しなければならないのにまた惹かれてしまう……シン・セギョンの葛藤もまた萌えポイントですが、やっぱりチョ・ジョンソク。モンウの心を読みながら、何手先も見据えたその腹の内を静かに深く表現する演技力。絶品です。脇役陣の迫真の演技の応酬もさすが時代劇ならでは。大人のロマンス時代劇が好きなら必見。
ロウン×チョ・イヒョン『婚礼大捷<こんれいたいしょう> -愛結ぶ二人-』/朝鮮王朝で巻き起こる“婚活”物語
ロウン×チョ・イヒョンの“朝鮮王朝、婚活物語”の見どころをエディターKが解説。 ーーーー 一言で申すと「時代劇版、婚活物語」です。架空の朝鮮時代を舞台に、それぞれ若くしてパートナーを亡くすという切ない共通点を持つシム・ジョンウ(ロウン)とチョン・スンドク(チョ・イヒョン)が、若き男女の仲人として奔走するんですね。互いの利益のために。身長差30cmの凸凹コンビ(『恋慕』も同様でした)で織りなすロマンス時代劇は、昨今日本ドラマでも話題の「婚活」ストーリーによって、よりフレッシュに見えるというか。物語前半はロマコメ強めなのでお気楽モードで楽しみつつ、後半にかけて深まる時代劇特有のドロドロモードに目を奪われつつ。この緩急もまた見どころのひとつかもしれません。 王道ゆえにストーリーは読めるし、度肝を抜かれるような展開というのはないけれど、兎にも角にもギャグ多めのロウンの熱演ぶりが必見です。こんなロウンはなかなか観られないかも!?と思うくらい振り切った演技に魅了されるので、1日の疲れを癒す特効薬としてもぜひ。