【Juju(野田樹潤)ブログ】第96話:最終ラウンドで逆転 チャンピオン獲りました!
タイトルに挑む週末、いつも以上に慎重に!
こんにちはみなさん、Juju(野田樹潤)です。 ついにわたし、タイトルを獲りました! 夢にまで見たチャンピオンになったんです! 【写真】祝! タイトル獲得 ジノックスF2000フォーミュラ・トロフィーの最終ラウンドのもよう【現地より】 ジノックスF2000フォーミュラ・トロフィーの最終ラウンドは11月3~5日、イタリアのミサノ・サーキットで開催されました。 わたしは14戦中11戦の有効ポイントでベンジャミン・ベルタ選手に3ポイント差の2位でした。 レース前、監督と話して確認したことは、当てられたりするトラブルを回避しなければならないことでした。 例えばベルタ選手とわたしがぶつかって、ともにリタイアすると、タイトルは彼のものになってしまうのです。
いつも以上に丁寧に走ろう! そう思って挑んだ予選。でも序盤にトラブルが発生してしまいピットイン。すぐに直してもらってコースインした時の残り時間でアタックできるのは3ラップという状態でした。 最初のラップは途中までうまくいっていましたが、最後にペースダウンしているマシンに前を塞がれてしまいました。 2周目のアタックではクリアラップがとれ、2位に1秒差をつけるポールタイムを記録! でもジノックスの予選は2レース分を兼ねているので、ベストラップを2回出す必要があります。 続けて最後のアタックをしていると、ベルタ選手がレコードライン上でペースを落として妨害してきましたがこれを避け、ギリギリでセカンドベストタイムもわたしのものになったのでした。
1レース目で逆転! そして最終決戦へ
第1レースはスタート直前に軽く雨が降り、路面が乾きはじめていく状態。マシンは皆スリックタイヤを装着していたので、セーフティカーの先導で何周かしたあとローリングスタートになりました。 レースは背後に迫るベルタ選手との距離をミラーで確認しながら、丁寧に周回遅れを処理していく展開。 普段なら一気にペースアップして引き離す作戦もありですが、今回のレースはベルタ選手の前でフィニッシュすることが目標だったのでペースを上げずに冷静に走り、勝つことができました。 この勝利でポイントが逆転! わたしがトップに立って最終レースとなる第2レースを迎えることになりました。