【スターダム】岡田社長 新日本との合同興行継続に意欲…隔年開催なら「特別感、お祭り感は出せる」
新日本プロレスとスターダムの合同興行「Historic X―Over2」が17日にエディオンアリーナ大阪で行われ、3547人を動員した。 【写真】新日本の棚橋社長と、スターダムの岡田社長 大会後に取材に応じたスターダムの岡田太郎社長は「大会自体は盛り上がって試合のクオリティーも高く、ミックスドマッチも新日本プロレスの選手の強さとスターダムの選手の特長が出ていて、どうやって勝つかを全員で、このルールでよく考えて戦っていたなと。しっかり合同興行で見せられたなと思っています」と振り返った。 一方で「お客さんにポジティブに楽しんでもらう話題を、もっと多く振り巻きたい。(ミックスド戦で)男女では戦わないルールも楽しみが1個減った感覚だったりとか、カードも『もっとこの選手が見たかったのに』というお客さんの声も聞くところだったので。もっとお祭りで、ポジティブに盛り上げるプロモーションだったり姿勢だったり、会社全体で盛り上がってるぞっていう姿勢を、もっとつくらなきゃいけなかったなと感じています」と、課題も口にした。 出場選手からは第3回大会を望む声が上がった。岡田社長も「合同興行という形は、今後もぜひやりたいですね。そこでどんな試合をチョイスするのか、どんなものを見せるのかは考える必要があるなと。今回はミックスが多かったと思うんですけど、それぞれスターダム、新日本が出せる素晴らしいものを出し合うのも、また一つの合同興行の形だと思うので。僕らが提供したいものとお客さんが見たいもの、ニーズを確認してより進化した合同興行をしたいと思います」と継続開催に意欲を示した。 第1回大会(2022年11月)から2年ぶりの開催となったが、今後も隔年での開催を検討しているという。「ためたほうが特別感、お祭り感は出せるかなと。また次は練って練って、東京とか関東圏でやるのがいいのかなと。じゃあ、地方はどうやるかと言えば、お互いの興行に参加するのがいいのかなと思ったりもします。普通の大会の中でも、提供試合や交流があるのもいいのかなと思いました」と持論を展開した。
岡本佑介