丹後地方に冬の訪れ告げる新酒の仕込み 雑味ないすっきりした味わい 今月下旬から出荷 京都・宮津市
読売テレビ
丹後地方に冬の到来を告げる新酒の仕込み作業が、京都府宮津市の造り酒屋で行われています。 江戸時代から続く、京都府宮津市の「ハクレイ酒造」では、朝早くから杜氏(とうじ)たちが、秋に収穫された新米を特製のせいろで蒸し上げています。 寒さが厳しくなり、雑菌の繁殖が抑えられるこの時期が最適とされる日本酒造り。 蒸し上げた酒米に麹(こうじ)菌を振りかけて発酵させ、4週間ほど熟成させると、新酒の完成です。 今年は猛暑の影響で、例年より硬い米でしたが、蒸し上げる際に水の量を調整するなどし、雑味のないすっきりした味わいに仕上がったということです。 出来上がった新酒は、11月21日から関西を中心に出荷されます。