トライアスロンに出場したベルギー選手が大腸菌感染で入院! 「この大会から教訓が得られることを期待します」 スイス選手の体調不良も発覚【パリ五輪】
セーヌ川の水質汚染が懸念されるなか現地7月31日にトライアスロン競技が行なわれたが、その後、出場した選手がレース後に入院していたことが明らかになった。 【画像】史上初めて競技場外で行なわれたパリ五輪開会式の名場面を厳選ショットでお届け! 入院したのはベルギー代表の女性選手クレア・ミシェルで、38位に終わったレース後に体調不良を訴えたという。ベルギー五輪委員会が現地8月4日、「体調不良を訴えた選手が治療のため選手村の総合医療センターに搬送されて、その後、宿舎に戻った」と発表した。 仏紙『L’Equipe』によるとミシェルは大腸菌に感染し、レース後から4日間も入院していたという。同五輪委は「ベルギー代表チームは5日に行なわれるトライアスロン混合リレーには参加しない」と棄権を発表し、さらに「パリ大会から教訓が得られることを期待します」という声明も出している。 またスイス五輪委員会も、トライアスロンに出場した男性選手アドラン・ブリフォードが胃腸炎を患い、5日の混合リレーを欠場すると発表。「選手の体調不良とセーヌ川の水質が関係しているかどうかは、断言できない」と声明を出している。 混合リレーは5日に開催される予定だが、降雨の影響で水質が悪化したとして3日と4日に予定されていた公式練習が中止されている。 構成●THE DIGEST編集部
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