巨人・岡本和真よ、侍ジャパン選出よりももっと秋季宮崎キャンプで鍛えるべきだった【堀内恒夫の悪太郎の遺言状】
なぜこの時期に強化試合を行う 来年2月半ばでも十分間に合う
侍ジャパンの強化試合に出場した岡本和。本当に必要だったのは秋季キャンプに参加しての鍛錬だったのではないか……
今季の巨人は5年ぶりにBクラスの4位へ転落した。本当に想定外だったよ。ところで、今週号のテーマはペナントレースの振り返りだと言うじゃないか。でも、ペナントレースを振り返ることはやめにしよう。俺にとっては悪夢がよみがえるだけだからね。 それよりも、この11月に行われた侍ジャパンの強化試合について、触れてみたい。本当にこの時期に強化試合なんて、やる必要があるのかね。来年以降の日程を見てみると、WBCの第1次ラウンドが始まるのは来年の3月9日からだよ。 2月中旬から直前合宿が始まり、そのあと、同月下旬にソフトバンクとの強化試合が行われる。さらに3月へ入ってからは3日と4日に中日を相手に、6日と7日には阪神、オリックスと計6試合の強化試合を行う予定だ。もう、これだけで本番へ向けての準備は十分だと思うけれどね。 今回の侍ジャパンに巨人から、投手では戸郷翔征と大勢が、野手では岡本和真の3人が加わっている。強化試合は、秋季キャンプの最中の11月5日に日本ハム、6日に巨人、9、10日にはオーストラリアの計4試合が組まれていた。 もちろん、WBCへ向けての強化は大切なんだけど・・・
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週刊ベースボール