年末年始は全国的に厳しい寒さ 27~28日は警報級の大雪の恐れ 帰省の足に影響か
初日の出は太平洋側を中心にチャンスあり 2日はまた冬の嵐
2025年1月1日元日は北海道や東北の日本海側は雪、北陸から山陰は雨や雪が降るでしょう。太平洋側は大体晴れて、初日の出を拝めそうです。 2日(木)はまた冬型の気圧配置が強まり、日本海側を中心に雪が強まるでしょう。北風が強く、太平洋側も厳しい寒さとなりそうです。 3日(金)以降も冬の天気分布が続き、日本海側は雪や雨、太平洋側は乾燥した晴天が続く見込みです。冬本番の寒さが続くでしょう。
雪道運転 万が一に備えての安心グッズ
雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。 (1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの 暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。 (2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯 長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。 (3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。 (4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ 除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。 雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。
日本気象協会 本社 吉田 友海