森戸知沙希、グループ卒業後初の写真集は「心境が違う」 モーニング娘。加入時の裏話告白「ずっと…」
■デビュー当時14歳からの変化は“人見知り”「誰とも話すことができなかった」 ――今回の写真集はデビュー10周年記念ということで、デビュー当時の14歳の頃と比べていちばん変わった部分を教えてください。 一番変わったのは、人とおしゃべりができるようになったところです。私は人見知りが本当に強すぎて誰とも話すことができなかったんですけど。ついに10年かけて人と話すことができるようになって、本当に良かったって思います……(笑)。それこそ当時のマネージャーさんが今でもいるんですけど、14歳の頃は本当に話せなかったから、今の成長を見てびっくりしてるんじゃないかなと思います。 ――いわゆる“コミュ力”が上がったと。人見知りは活動を経て徐々に改善されてきたんでしょうか? 一番変わったのは20歳を超えてから。自分の年齢の変化とともに変わったかなと思います。それに加えて、コロナ禍もあってメンバーと会う機会が少なくなったときに、今までの生活が当たり前じゃないと気付いたんです。もっといっぱいいろんな人と話した方が楽しめるなと気づいて、そこをきっかけに人とちゃんと話そうと思うようになりました。 ――なるほど。逆に変わらない部分はありますか? 話せるようになったけど、話が上手ではないところ!(笑)。あとはすぐに忘れちゃうところ。これは10年間、変わってないなと思います(笑)。 ――忘れ物が多いというよりは話したことを忘れてしまうタイプですか? そうです! たとえば観たドラマとかの内容とか……あと思い出とかも忘れちゃうので、それは本当に直したいんです……今後の目標です! 友達からも「もう忘れちゃったの!?」「あの時、ああだったじゃん!」とか、めちゃくちゃ言われます。一緒に思い出を共有できないってすごく悲しませてしまっていると思うので、忘れずに思い出をキープしたい。
■勢いで決めた留学がターニングポイントに ――そんな忘れっぽい森戸さんに、この10年を振り返っていただきたいのですが、一番のターニングポイントになった出来事を教えてください。 やっぱり留学したことです。お仕事の面だったら違うかもしれないですが、自分の10年で言えば、留学したことで世界が変わった気がしました。不安な部分しかない状態で留学をしたんですが、自分の中で海外好き、英語を学びたいという理由だけで「どうにかなるでしょう!」と思えた自分を褒めたいです(笑)。 ――きっかけは勢いだったんですね。留学前後で自身に変化はありましたか? うるさくなったとよく言われます(笑)。でも私はいい意味で捉えていて、それこそ人見知りで話せなかったときより、うるさくても話せる方がいいと思うので、おもしろいかどうかは別にして良かったと思っています。 ――また、デビューして10年経った今だからこそ話せる裏話があれば教えてください。 モーニング娘。に加入したときに、いろんな方から「本当に短期間でたくさんの曲を覚えてすごいね」と言われていたんですけど、覚えられてなかったので、「言わないで」とずっと思っていて(笑)。覚えました! と胸を張って言えなかったです……。 (すごいと言われても)当時から「がんばりました!」とは返してなかったんですが、先輩方も言ってくださっていたので「そうじゃないのにな……」と思いながら笑ってごまかしていました(笑)。