「ソンジェ背負って走れ」ビョン・ウソクが大人気!新たなスターの誕生に注目
最近、大韓民国の女心を鷲掴みにしている俳優と言えば、何と言っても「ソンジェ背負って走れ」のビョン・ウソクだ。 tvN月火ドラマ「ソンジェ背負って走れ」は、第1話の視聴率が3.1%で始まり、上昇傾向を見せている。月火ドラマの視聴率が低迷している中、視聴者層が広いとは言えないアイドル、学園物であることを考えると、まさにシンドローム級の人気といえる。 話題性も席巻している。K-コンテンツオンライン競争力調査専門機関のグッドデータ・コーポレーションが発表した5月第1週のTV-OTT(動画配信サービス)ドラマ話題性調査の結果、tvNの「ソンジェ背負って走れ」が1位を獲得したことが分かった。それだけでなく、主演のビョン・ウソクとキム・ヘユンは、TV-OTTドラマ出演者の話題性でそれぞれ1位と2位を記録した。 「ソンジェ背負って走れ」は、生きる意志を手放した瞬間、自分を生かしてくれた有名アーティストのリュ・ソンジェ(ビョン・ウソク)と、彼の死に絶望した熱狂的なファンのイム・ソル(キム・へユン)が、推しを生かすために時間を遡って2008年に戻るタイムスリップファンタジーロマンスだ。 劇中でバンドECLIPSEのボーカルで、かつては有望な水泳選手だったリュ・ソンジェ役を務めたビョン・ウソク。彼は、心の痛みを抱えたトップスターとしての姿と純粋な魅力を同時に披露し、初登場から一気に注目を集めた。怪我により水泳を諦め、一人で悲しみをこらえる熱演を繰り広げる一方で、恋に不器用な恋愛初心者の一面を可愛らしく描いた。 初恋の記憶を操作するときめきモーメントも鑑賞ポイント。清楚なルックスに189cmの長身だけでも胸キュンだが、このビジュアルでアイドル、水泳選手、大学生、高校生まで、視聴者のロマンを見事に叶えてくれる。思いを寄せる女性の前でギクシャクする姿で笑いを届けながらも、もう気持ちを隠しきれないと言わんばかりに、「僕が好きなんだよ」と熱いキスをするこのラブコメディの天才に、多くの視聴者が魅了されている。 「ソンジェ背負って走れ」を通じて、10代の若者から40~50代まで魅了してしまった彼だが、この俳優を見極める目は、MZ世代(ミレニアム世代+Z世代)が一歩早かった。ビョン・ウソクは活動初期からMZ世代の間で、「自分だけ知っていたい期待の株」として挙げられてきた。2016年にtvNドラマ「ディア・マイ・フレンズ」で俳優デビューを果たした彼は、ドラマ「恋愛ワードを入力してください~Search WWW~」「コッパダン~恋する仲人~」「青春の記録」「花が咲けば、月を想い」「力の強い女カン・ナムスン」などを通じて少しずつ存在感を示し、青春俳優として着実に成長した。 着実に積み重ねてきたポテンシャルにより、デビュー7年で大きな注目を集めることになった。「ソンジェ背負って走れ」のリュ・ソンジェ役を通じて青春俳優の歴史を新たに築いたビョン・ウソク。背負って逃げたい彼の活躍に、死んでいたときめき細胞が目覚め、薬もないというブルーマンデー(月曜病)が治ったという声が多く聞かれている。
ファン・ヨンド