ウクライナ人初の幕内力士・獅司、変えた左四つへの順応へ右足から素早く踏み出す動作を確認
ウクライナ人初の幕内力士となった獅司(27)=雷=が31日、福岡市西区の稽古場で土俵の中の稽古を再開した。
2場所前から右四つを左四つに変えた。立ち合いの一歩目も左右が変わったため、師匠の雷親方(元関脇垣添)の指導のもと、右足から素早く踏み出す確認を繰り返した。「来週は出稽古に行く予定」と獅司。関取衆との実践で完成度を高めていく。 同国出身では20歳の新十両、安青錦(安治川)も福岡県久留米市で立ち合いの確認や階段ダッシュなどの基礎運動。10月28日の番付発表後は関取の証しである白まわし姿で稽古に励み「うれしい。かっこいいなと憧れていた」と感慨を込めた。
中日スポーツ