テア・シュテーゲンが胸中を吐露…ドイツ代表での控えGKは「非常に残念。でもグループに対する責任がある」
ドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが、自国開催のEURO(ユーロ)2024でも控えGKとなることについて言及した。 ドイツ代表率いるユリアン・ナーゲルスマン監督は今年3月時点でバイエルンGKマヌエル・ノイアーがユーロ2024で正GKを務めることを明言。2022年ワールドカップ後からおよそ1年間の負傷離脱を強いられ、復帰後も以前ほどパフォーマンスが安定していないと言われる37歳GKを正守護神とする考えには疑問の声が上がっており、バルセロナで絶対的な地位を築くテア・シュテーゲンを推す声も少なくなかった。 ユーロ開幕が迫る中、現在32歳のGKは4日にドイツ代表のベースキャンプで『キッカー』などメディアの取材に対応。自身の状況に関して「気持ち良いものではない」と認めると、ノイアーが正GKを務めることについて「監督が決断を下し、僕は同じ意見ではなくてもそれを受け入れる」とコメントした。 続けてテア・シュテーゲンは「監督とは話している。一つは競技で、もう一つは人間だ。みんなに頼られる存在であることを望んでいる」と前向きに言及。「僕にとっては残念、非情に残念なことだ。でも最終的にはグループに対する責任がある。できるだけ力になりたい」と貢献を誓っている。 さらに、テア・シュテーゲンはノイアーを恨むことはないようだ。「マヌとは関係ない。僕たちは同じポジションということだ。彼個人とは関係ない。僕たちは良い関係を築いている。同じ目標を争っているからといって、彼のことが気に入らないわけではない」と強調した。 「彼に何かが起きたり、彼がミスをすることを祈ることはない。そういう自分ではない。僕はそういうキャラクターではないからね。2番手であるのは簡単ではないけど、できる限りのことはやって見せるつもりだ」