シリーズ随一の“やり込み要素”は『ドラクエ6』にあった?「時間泥棒!」「睡眠時間が…」
『ドラクエ6』のやり込み要素はちょっと方向性が違う?
1995年12月9日、スーパファミコン用ソフトとして『ドラゴンクエストVI 幻の大地』が発売されました。3世代にわたる壮大なストーリー、仲間モンスターシステム、結婚イベントなど盛りだくさんの要素で大ヒットした『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』(1992年9月発売)に続く「ドラクエ」シリーズのナンバリングタイトルとして、満を持して登場しました。 【画像】エッ、そのビジュアルはあかん… コチラが性癖をこじらせる「ドラクエ」美少女たちです(4枚) 『ドラクエ6』はふたつの世界を行き来する物語が展開されます。『ドラクエ5』で好評だった仲間モンスターシステムに加えて、転職システムも『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』以降の登場となりました。そして、新たな要素として、パラメータに「かっこよさ」が追加されました。 「かっこよさ」が重要になるのが、「ベストドレッサーコンテスト」です。『ドラクエ6』をプレイするうえでの「やり込み要素」として、「時間泥棒」ともいわれるのがこのベストドレッサーコンテストです。 出場キャラクターの「かっこよさ」を競うコンテストで、優勝すると貴重なアイテムが賞品としてもらえます。ランクは8まであり、3まではストーリーの進行上、優勝が必須となります。それ以降はやり込みの要素となり、どこまで頑張るかはプレイヤー次第でした。 もともと「かっこよさ」が高い「ミレーユ」は優勝しやすいキャラクターですが、「男性限定」「モンスター限定」のランクもあります。 コンテストで優勝するにはレベル上げも必要ですし、装備のコーディネート次第でボーナスが付くので、ステータスが上がるアイテムを集める必要があります。ほかにはドーピングアイテムである「うつくしそう」をモンスターのドロップから狙う、という手段もあります。「おしゃれなかじや」も『ドラクエ6』だけに登場し、装備品の「かっこよさ」を上げることができました。 「ドラクエ」でおなじみの「ダンジョンに潜ってアイテムを手に入れる」「ボスを倒す」「カジノで勝つ」などとは方向性の違うやり込み要素で、ハマってしまった人は睡眠時間を犠牲にしておしゃれさアップに奔走しました。
マグミクス編集部