【エアコン選びに新説!?】「フィルター自動掃除機能付きエアコンは絶対買いません」→プロの掃除が割安で清潔という声も
スプレー式クリーナーは要注意、破損や火災の原因にも!
ーー自分で掃除する場合、気をつけないといけないことがありますか? 「メーカーや機種ごとにお手入れ方法は異なりますので、必ず取り扱い説明書をご認いただき、記載されたお手入れ方法に沿ってお掃除してください。むやみにフィルターやダストボックスを取り外そうとすると、エアコンを壊してしまう事もあります。 また、お手入れはコンセントを必ず抜いてから行わないといけません。エアコン本体に脱臭フィルターが搭載されている場合は、脱臭フィルターは水洗いができませんので注意してください。このような注意点を踏まえて、取扱説明書にはお手入れ方法が記載されていますので、必ず確認しましょう。 取扱説明書が見当たらない場合はメーカーのホームページ等にもデータが公開されていますので、 活用するのも一つです」 ーースプレー式クリーナーを使用して掃除する場合は、注意が必要と聞いたことも…… 「エアコン洗浄スプレーを使用した内部洗浄ですが、各メーカーのホームページにも書かれているように、 高い専門知識が必要なので使用は控えたほうが良いと思います。理由としては、内部部品の破損による水漏れや電気部品の故障などを引き起こす可能性があるからです。エアコン本体の中には、水や洗剤で濡れると壊れてしまう基盤やコネクタが数多くあり、『自身で洗浄をして火災が発生した』という事例もありますので、自身で洗浄を試みるより、プロに任せた方が良いかもしれません」 ーー怖い……掃除して火災は困ります!ちなみに自分で掃除できない部分とは、具体的にどこになりますか?ちなみに、プロの方はどのように掃除 するのでしょう? 「カビが発生しやすいファンや熱交換器といった部分は、ご家庭では清掃することができません。プロによるエアコンクリーニングでは、本体カバーやフィルター、お掃除ロボットを分解した後に、本体のファンや熱交換器などを高圧洗浄していきます。外したカバー等は、手作業で表側だけでなく裏面までしっかりとクリーニングします。プロはエアコンの構造を把握していますので、本体をスムーズに分解し、汚れに応じて薬剤や資機材を使い分けることで、素材を傷めずにしっかりときれいにクリーニングする事ができます」