「室内でもサングラス」「乳がんが発覚しホルモン療法を」 上皇后さま、ここ20年の“ご不調”… 今回の骨折のリハビリで重要なポイントは
この20年の“ご不調”
振り返ればこの20年、上皇后さまは絶えず“ご不調”に苛(さいな)まれてこられた。 「首の後部に痛みを覚える頸椎症を2005年から患っておられ、11年には『頸椎症性神経根症』と診断されました」 とは、さる皇室ジャーナリスト。 「お痛みは不定期にやってきて、首から左肩、さらに左手まで症状が出ることがあり、また腰痛を併発される時もありました。お声を出すのがつらい際には、筆談でやり取りなさることもあったのです」(同) 09年にはテニスの最中に転倒され、左膝の後十字靱帯を損傷。その2年後、右膝下のふくらはぎの外側が痛んで腫れ上がり、「下腿筋膜炎」と診断されている。このため、正座などでお体に負担のかかる宮中祭祀(さいし)への参列を見送られた時期もあった。 「15年には冠動脈の狭窄が発見され、心筋の血流が悪くなる『心筋虚血』と診断されました。その4年後、御代替わりから間もない19年6月には、心機能が低下すると分泌量が増えるため心不全の指標となるホルモン『BNP』の数値が高いことが分かり、続く心臓検査では心臓の弁が完全に閉じず、血液の逆流や不整脈が続いているという診断がなされたのです」(同)
原因不明の微熱
この直後、上皇后さまは両目の白内障手術に臨まれている。かねて“ものが見えづらい”との症状がおありだったのだが、上皇さまのお世話に専念なさっており時間が確保できず、手術は先延ばしになっていた。そして、 「19年8月には定期健診で左胸乳腺に腫瘤が見つかり、精密検査の結果、早期の乳がんと判明。東大病院で腫瘍摘出手術を受けられてステージIと診断され、ホルモン療法が続けられてきました」(前出のジャーナリスト) また20年の春ごろから、朝方は正常でありながら午後になって37度台の微熱が出る状態が見られ、こちらは原因不明のまま現在に至っている。一方で最近のご体調については、 「一昨年8月、右ふくらはぎに血栓ができる『深部静脈血栓症』と診断されましたが、現在はひとまず落ち着いておられます。また今年6月には新型コロナウイルスに感染。咳などの症状が見られたものの、快復されています」(同) というのだ。
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