ポール・メスカル、ザ・ビートルズ映画に正式出演か リドリー・スコット監督が明かす
ポール・メスカルが、ザ・ビートルズの長編映画に出演する可能性があるようだ。 現地時間2024年12月10日、米LAの全米監督協会で行われた映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』の上映後、同作の監督リドリー・スコットが、次回作のスリラー映画『The Dog Stars』についてクリストファー・ノーラン監督との対談で語った。この中で、グラディエーター最新作に続いてメスカルが新作に出演する可能性について問われたスコットは、メスカルがソニー・ピクチャーズによるザ・ビートルズ関連作品に出演するため、スケジュールが合わないかもしれないと明かした。 「ポールのスケジュールは詰まっていて、次にビートルズの作品に出演するんだ。だから、彼を手放さなければならないかもしれない」とスコットは語ったと、米ザ・ハリウッド・リポーターは報じている。ソニー・ピクチャーズ側からはまだメスカルのキャスティングに関する正式な発表はない。 今年初め、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントはザ・ビートルズのメンバー4名それぞれに焦点を当てた長編映画4本を製作すると発表した。映画『アメリカン・ビューティー』、『007 スカイフォール』、『1917 命をかけた伝令』などを手掛け、【アカデミー賞】受賞経験を持つサム・メンデスが全4作を監督し、自身の製作会社ニール・ストリート・プロダクションを通じて制作される。メンデスは当時、「史上最も偉大なロック・バンドの物語を語れることを光栄に思いますし、映画鑑賞とは何かという概念に挑戦することに興奮しています」と声明で述べていた。 ザ・ビートルズは、1964年の「I Want to Hold Your Hand」(7週1位)から1970年の「The Long and Winding Road/For You Blue」(2週1位)まで、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で史上最多となる20曲がNo.1を獲得している。また、1967年に15週1位となった『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』を含む19作でアルバム・チャート“Billboard 200”を制している。