「はい、それ違反でーす」コンビニなどでやりがち。エンジンかけたまま車から離れる…
車内にドライバーがいるままアイドリングする行為もNG?
最近はアイドリングストップが搭載されているクルマが多いですが、もしもドライバーが車内にいる状態でアイドリングした場合、何かしらの違反にあたるのでしょうか。 結論から言えば、基本的には何かしらの違反が適用されることはありません。しかし、特定の地域/状況下では長時間のアイドリングを禁止する条例が存在する場合もあり、違反すると罰金が科されることもあるようです。 たとえば都市部のアイドリング禁止条例では、大気汚染対策としてアイドリング禁止が制定されている場所が多いです。このような地域では、一定時間以上のアイドリングを禁止しており、違反すると罰金が科されることがあります。 また、一部のコンビニでは騒音トラブルを防止する目的でアイドリング状態での駐車が禁止されている場合があります。こういった場所では、余計なトラブルを避けるためにも、長時間のアイドリングは控えましょう。 なお長時間のアイドリングは、エンジンオイルの早期劣化/冷却装置の劣化/バッテリーの充電不足などクルマの性能劣化を招く可能性もあります。クルマのコンディションを良く保つためにも、長時間のアイドリングは避けるべきです。 なお、長時間のアイドリングは車内の空気質の低下を招くため、健康へ悪影響を与える可能性も考えられます。特に小さな子供/高齢者、アレルギーを持つ人は、注意が必要です。 エンジンをかけたままクルマから離れる行為は法律で禁止されており、違反時には反則点数の加算/罰金が科される可能性があります。 一方、ドライバーが車内にいる状態でのアイドリングは違反ではないものの、環境/燃料の観点から短時間での利用が望ましいです。日常のクルマ利用時には、これらの点を意識して安全・環境に配慮した運転を心がけましょう。