「主演&座長は諫早出身の24歳」不思議の国のアリスが題材のミュージカル 1月長崎公演決定《長崎》
NIB長崎国際テレビ
諫早市出身で、舞台を中心に活躍中の俳優 田中夢羽(ゆめは)さん。 来年1月に、長崎市で公演されるミュージカルで主演をつとめます。 舞台にかける意気込みや、ふるさとへの思いを聞きました。
◆諫早市出身の24歳がミュージカルの「主演」&「座長」に
諫早市の長崎日大高校。校内を歩く一人の女性がいます。 (田中 夢羽さん) 「本当に久しぶりに来ました、4年ぶりぐらいかな。懐かしいです。文化祭とか、ここでやっていたので、すごく懐かしくてうわぁ」 思い出の学び舎を訪れたのは、諫早市出身の俳優、田中夢羽さん24歳。
来月、長崎市で開催されるミュージカル『ALICE THE MUSICAL~「不思議の国のアリス」より~』で、“主役” と “座長” という2つの大役をつとめます。 (田中 夢羽さん) 「主役のアリスで長崎の風景を見られる、お客様の顔を見られるというのが、また新しい感覚ですごく楽しみですし、すごくプレッシャーを感じながら、今そういう気持ちでいます。
オリジナルミュージカルということで、“不思議の国のアリス” の物語の第0幕といえるような話があって、不思議の国のアリスができたんだっていう話になっていて」
演じるのは、今までにない “新たなアリス” です。 (田中 夢羽さん) 「少し大人アリスで10代後半とかそのぐらいなんですけど、小説を書くのが好きで空想するのが好きなんですね。書いていたら突然、私の書いていた小説に登場する白うさぎが登場する…」
アリスと共に、不思議の国を冒険する小説家「チャールズ」を演じるのは、河相我聞さん。
ハートを失くした「ハートの女王」役に、意外にもミュージカル初挑戦という池上季実子さん。
自由気ままでセクシーな「チャシャ猫」役には、土屋アンナさんなど、豪華キャストが盛り上げます。 (田中 夢羽さん) 「(座長として)すごくプレッシャーを感じて稽古場に入ったけど、皆さん色が濃いので。なのに、なぜかすごくチームワークがいい。本当にありがたいです、こんな素敵なメンバーに恵まれて。一人ひとりに物語があって、アリスはそのいろんな人の人生を、親身になって受け入れて、そして一つになる。思いやりのある大人アリスを見せられると思っている」