悠仁さま「車で通学」報道の背景に紀子さまと宮内庁の思惑のマッチ
そう簡単に風向きは変わらない
この数年、秋篠宮家をめぐっては、長女の眞子さんと結婚した小室圭さんの母・佳代さんの元婚約者との金銭トラブルをはじめ次女・佳子さまがひとり暮らしをすることになった宮邸改修の経緯、悠仁さまが「提携校進学制度」でお茶の水附属中から筑波大学附属高へ進学されたことなどが世間の関心事となってきた。時に反発する世論が聞こえてくることもあり、ご一家が心を痛めることもあるというのは、先日の秋篠宮さまの記者会見でも明かされていた。 「それぞれのことへの反発に共通しているのは“もう少し丁寧にわかりやすく説明してほしい”ということだったのではないでしょうか。悠仁さまの大学進学に関してはこれまで噂されてきた東大への進学であれば“特別扱いを受けているのでは”との指摘をさらに受けた可能性もありました。その点からも“とにかく良かった”との声が宮内庁内から聞こえてきました。“これをきっかけに秋篠宮家に対する国民の厳しい視線がいくらかやわらぐことにつながれば”という切実な声もありましたね」(同) もっとも、なかなかそう簡単に風向きは変わらないのではないかとの指摘も根強いという。
なかなか理解を得られないのでは
そのひとつの要因とされるのが通学方法だ。 「11日の合格発表を受けて宮邸から通学される見込みとの報道がありました。ただ現時点では“最終的にそうなるのかもしれないが確定したわけではない”段階だと私は聞いています。“宮邸からの通学”というのは宮内庁が示唆しているわけですが、今回は宮内庁と紀子さまの望むところが重なっているという点が大きいようです」(同) どういうことなのか。 「紀子さまは警備面への不信感をかねがね指摘されてきたそうです。その意味でかつては警備担当部局には厳しい言葉をかけられたこともあったとのこと。それで今回も警備的な面でのハードルの高さを強く認識され、“宮邸から”との希望をかなり積極的に主張されているとされています。一方の宮内庁も下宿することで発生する警備体制の大変さを考慮して、リスクを少しでも減らせるなら、ということで宮邸からの通学を推挙しそうな空気ではあるということでした。ただ“学生が後部座席に乗って往復2時間以上かけて大学と自宅を往復するということもまた、理解を得づらいのでは”との見方もあります」(同) しかし大学の周辺に警備面で万全な住居を見つけるのも困難。いずれにせよ、年を越す難題になりそうだ。 マンション住まいの可能性とリスクについては関連記事(悠仁さま「筑波大進学」なら浮上する「ゴミ漁り」などのヤバい問題)に詳しい。 デイリー新潮編集部
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