東海 季節外れの暑さから一転 19日の雨を境に気温急降下 寒暖差大 週間天気
今日17日の東海地方は、各地で季節外れの暑さとなっています。19日(土)の雨を境に気温が急降下して、一時的ですがぐっと秋らしくなりそうです。寒暖差が大きくなるため、体調管理に注意してください。 東海地方の2週間天気
今日17日 名古屋や岐阜で30℃予想
今日17日は、たっぷりの日差しが降り注いで、気温がぐんぐん上がっています。朝は雲が多かった静岡県も、晴れ間が出てきました。 最高気温(12時20分まで)は、すでに29℃を超えている所もあります。予想最高気温は、名古屋や岐阜で30℃と平年より7℃も高くなります。季節外れの暑さとなっているため、汗をかいたら水分補給を心がけましょう。
真夏日の最も遅い記録
日最高気温30℃以上の真夏日の最も遅い記録は、各地で10月中旬から下旬となっています。 今日17日、名古屋や岐阜で真夏日となれば、最晩記録タイ、もしくは最晩記録更新となります。 なお、今年の年間夏日日数は、名古屋、岐阜、津、静岡で最多記録となっていて、今後も増えそうです。
週間天気
この先、天気も気温も、ころころ変わりそうです。 今日17日夕方にかけては、大体晴れる見込みです。今日17日夜から明日18日にかけては、湿った空気の影響で雲が多くなるでしょう。広い範囲での雨はありませんが、三重県南部を中心に所々で雨が降るため、折り畳みの傘があると安心です。 19日(土)は、寒冷前線が日本海から南下してきて、本州付近を通過する見込みです。前線が通過する日中を中心に広く雨が降るでしょう。雨の降る時間はそれほど長くはありませんが、ザっと強まる所もありそうです。この前線が通過した後は北寄りの風に変わって、冷たい空気が入るため気温が急降下する見込みです。 20日(日)は日差しが戻り、昼間はこの時期らしい過ごしやすい陽気となりそうです。21日(月)と22日(火)も大体晴れますが、23日(水)頃から雲が多くなるでしょう。
気温と服装の目安
20日(日)から週明けにかけては、東海地方の平野部でも、最低気温が15℃を下回る所がありそうです。また、高山では最低気温が一桁になる日もあり、ぐっと冷える見込みで冬のコートが必要となりそうです。一時的に、秋がぐっと深まるため、コートや厚手の布団など衣替えがまだという方は、早めに準備をしておくと安心です。
日本気象協会 中部支社 竹下 のぞみ
