【MLB】タイガースがロイヤルズ3連戦をスイープ ワイルドカード3位のツインズまで0.5ゲーム差に
【タイガース4-2ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム
日本時間9月19日、タイガースは敵地カウフマン・スタジアムでのロイヤルズ3連戦最終戦を迎え、先発タリック・スクーバルの5回1失点の好投もあり4対2で勝利。3連戦スイープを決めて連勝を4に伸ばした。スクーバルは両リーグトップタイの17勝目(4敗)をマークし、タイガース4番手のウィル・ベストは4セーブ目を記録。ロイヤルズ先発のアレック・マーシュは3回途中4失点(自責3)で8勝目(9敗)を喫した。 【動画】タイガースのライリー・グリーンが勝ち越しソロを放つ タイガースが破竹の勢いを見せている。この日はサイ・ヤング賞候補左腕のスクーバルが初回にユリ・グリエルのタイムリーで先制を許したものの、打線がすかさず反撃。直後の2回表にジェイク・ロジャースのタイムリーで同点とすると、続く3回表にはライリー・グリーンの24号ソロとトレイ・スウィーニーの2点タイムリー二塁打で3点の勝ち越しを奪いエースを援護した。2回以降立ち直ったスクーバルは5回95球と球数こそ要したものの、ロイヤルズ打線を相手に7つの三振を奪い、奪三振数221でメジャートップに立っている。 なお、この日はア・リーグのワイルドカード3位に立っているツインズが敗れたため、タイガースはついにゲーム差0.5まで接近。ツインズのほうが残り試合数を1つ多く残しており、直接対決がないため自力でのプレーオフ進出はまだ復活していないものの、ついに逆転が目前に迫っている。最後の6試合は本拠地でレイズ、ホワイトソックスと勝率5割を下回るチームとの対戦となるため、日本時間21日から敵地で行われるオリオールズ3連戦をいい形で終えることができればチャンスが開けそうだ。