FC岐阜 上野監督辞任 プレーオフ圏内まで「勝ち点2」差
サッカーJ3・FC岐阜は27日、上野優作監督(50)の辞任を発表した。上野氏は同日付でフットボールコーディネーターに就任し、引き続きチームをサポートする。 上野氏は日本代表コーチを経て、2023年からFC岐阜の監督に就任。チームは今シーズン、3節から7戦連続負けなしという好スタートを切ったが、その後、9戦連続勝ちなしと苦しい局面が続いた。現在は7勝5分け6敗の11位だが、J2昇格プレーオフ圏内の6位のチームとは勝ち点差「2」に迫っていた。 上野氏は「シーズン半ばに監督の職を離れることになり申し訳なく思っている。さらなる上昇を見据え、チームから離れることが一番と考え、申し入れた」などとコメントを発表した。 FC岐阜を運営する岐阜フットボールクラブの小松裕志社長は「上野氏より現状の責任をとる形での辞任の申し入れがあり、クラブとしては、引き続き指揮を執っていただくよう話し合いを重ねたが、受理することを決定した」などとコメントを出した。 新監督が決定するまでの間は、天野賢一ヘッドコーチ(HC)(49)が暫定的に監督を務める。