「スピードとダイナミックさを兼ね備えている」

海外移籍に向けて、６日の名古屋戦後にチームを離脱した平河。写真：福冨倖希

　FC町田ゼルビアの平河悠に現地メディアが早くも注目している。 　平河は山梨学院大を経て2023年に町田でプロデビュー。昨季はルーキーイヤーながら、J２で35試合に出場して６ゴール・６アシストを記録し、チームのJ１昇格に大きく貢献した。今季も主力として、ここまで18試合で２ゴール・６アシストをマークしている。また今夏にパリ五輪を戦うU-23日本代表のメンバーにも選出されている。 【PHOTO】悲願のメダル獲得へ！パリ五輪に挑むU-23日本代表18名とバックアップメンバー4人を一挙紹介！ 　そんな平河は７月６日の名古屋グランパス戦を最後に、海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のためにチームから離脱。一部報道では、イングランド２部ブリストル・シティへの加入が決定的とされているなか、英メディア『Bristol Live』は、「メディカルチェックを受け、その後ポルトガルでチームに合流する予定」と報じている。 　また、「スピードとダイナミックさを兼ね備えた新たな攻撃の選手をチームに加える準備を整えている」として、以下のように期待を寄せた。 「メディカルチェックに通れば、初の日本人選手となる。左右のサイドでプレーできるこの23歳は、順応するのに時間を要するだろうが、ブリストルは移籍市場で真の価値を確保できたと確信している。昨シーズン、それぞれコベントリーとバーミンガムで素晴らしいシーズンを過ごした坂元達裕や三好康児の成功物語を再現してくれるはずだ」 　23歳のアタッカーの欧州初挑戦に期待したい。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部