会津北部に大雪警報 雪害への備えは?(8日午後10時現在)
福島県会津地方は、冬型の気圧配置や上空の強い寒気の影響で雪の降り方が強まっています。 【通行止め】詳報はこちら 気象庁は8日午後10時過ぎ、福島県会津北部(喜多方市、西会津町)に大雪警報を発表しました。
◆交通インフラは「予防的通行止め」を実施
福島県と新潟県をつなぐ磐越道は午後8時から磐梯熱海IC~安田IC区間の上下線で、国道49号も会津坂下IC交差点~新潟県の美郷チェーン脱着所の区間で通行止めを実施しています。雪の降り方次第では、通行止めの区間に変更が生じる恐れもあります。不要不急の外出は控えるほか、最新の交通情報を確認するようにしましょう。 なお、この雪に伴う被害情報は22時時点では確認されていません。
◆雪害に注意しましょう(首相官邸ウェブサイトによる)
除雪作業は何かあったときに対応できるように複数人で行うようにしましょう。屋根からの落雪や、除雪作業に伴う屋根からの落下、水路への転落には注意しましょう。特に夜間の除雪作業は危険を伴います。 また寒い屋外の重労働によって作業中に心肺停止などで倒れる事故もあります。体調が優れない方は注意しましょう。
◆車の運転にも注意しましょう(首相官邸ウェブサイトによる)
不要不急の外出を控えることが肝心ですが、運転をする場合は圧雪や路面の凍結には注意し、タイヤチェーンやスタッドレスタイヤを装着するようにしましょう。「急」のつく運転(急発進、急ハンドル、急ブレーキ)はやめ、速度を落とし十分な車間距離をとるようにしてください。思わぬトラブルを避けるためにも、防寒具や雨具、手袋、非常用の飲料水や食事を車に備えましょう。
◆車のマフラーに注意(日本自動車連盟JAFによる)
車の下部が雪に埋もれ、特にマフラー付近が雪に埋もれた状態で車を稼働させていると、有毒なガスが車内に充満し大変危険な状況になります。雪道での渋滞の際などは、マフラー付近が雪で埋まっていないか十分に注意するようにしてください。
◆降雪予報(気象庁による)
8日18時から9日18時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で ・会津山沿い70センチ ・会津平地50センチ ・中通り山沿い 40センチ ・中通り平地20センチ ・浜通り山沿い 20センチ ・浜通り平地5センチ となっています。