ウェストハム加入のギリェルメ(C)Getty Images

ウェストハム・ユナイテッドが、ルイス・ギリェルメの獲得を発表した。 2022-23シーズンにヨーロッパ・カンファレンスリーグ制覇を成し遂げたが、2023-24シーズンは不安定な戦いを見せてプレミアリーグを9位で終えたウェストハム。4年半にわたってチームを指揮したデイヴィッド・モイーズ監督が退任し、後任としてフレン・ロペテギ監督の就任が決まった。 新体制で新シーズンを迎えることになるウェストハムは、今夏の移籍市場で早くからギリェルメへの関心を強めてきた。レアル・マドリー移籍の決まったエンドリッキや注目を集める“メッシーニョ”ことエステヴァン・ウィリアンともプレーする18歳の同選手は、昨年にブラジル・セリエA優勝やコパ・リベルタドーレス準決勝進出を成し遂げたパルメイラスでファーストチームデビューを飾り、今シーズンはここまで公式戦12試合で1ゴールをマークしていた。 そして13日、ウェストハムはパルメイラスからギリェルメを獲得したことを発表。両者は2029年までの5年契約を締結している。なお、移籍金は2550万ポンド（約51億円）に上ると伝えられた。 ウェストハムに加入したギリェルメは公式ウェブサイトで「僕の取り組みを信頼してくれたクラブ、ウェストハムと契約できてとてもうれしい。特にブラジルにまで来て僕や家族と話をしてくれたティム（シュタイテン）と彼のチームを含むウェストハムのみんなに感謝したい」と話し、抱負を続けた。 「彼らが提示してくれたプロジェクトは僕や家族が気に入るものだった。だから、このクラブに加入できてうれしいし、できる限り貢献できることを願っている。物事が上手くいけば、僕たちには美しい旅が待っている。監督とも話をしたけど、彼から多くのことを学べると信じている」 「プレミアリーグは世界最高のリーグで、ウェストハムのみんなとともにここで成長できると信じているから、僕が成長するうえでとても重要なものになるだろう。僕はイングランドのフットボールを見て育ってきた。今、ここでプレーできることは素晴らしい感情だ。11歳のときからこの夢を見てきて、そして今現実になった。とてもうれしいし、ウェストハムに感謝している」