東海地方 土日も猛暑日予想 厳しい残暑続く 2週間天気
今日6日の最高気温は、名古屋や岐阜で36℃と猛暑日が予想されます。この先も、平年よりも気温の高い状態が続き、厳しい残暑となりそうです。東海地方には、高温に関する早期天候情報も発表されています。9月に入りましたが、万全な熱中症対策でお過ごしください。 東海地方の2週間天気
【名古屋】年間猛暑日最多日数 更に増えるか
今日6日、東海地方は暖かな空気に覆われ、朝からたっぷりの日差しが降り注いでいるため、グングン気温が上がっています。11時30分現在の最高気温は、名古屋で33.3℃を観測しています。名古屋で猛暑日となれば今年40回目となり、年間猛暑日最多日数が、更に増えるかもしれません。
2週間天気前半:7日(土)~13日(金)
この土日も、厳しい残暑が続きそうです。 【7日(土)】 日本海には秋雨前線が停滞し、西日本から東日本は高気圧に覆われる見込みです。前線南側の東海地方は、引き続き夏の空気に覆われ、広く晴れて気温が上がるでしょう。にわか雨はあっても、ごく一部に限られそうです。 【8日(日)】 前線が関東まで南下する見込みです。前線に向かって湿った空気が入り、また、上空には寒気が入る見込みです。昼過ぎまでは広く晴れますが、夕方以降は山地を中心に雨雲が発達しやすいでしょう。土曜よりも大気の状態は不安定となるため、天気の急変に注意してください。 週明け、9日(月)も大体晴れますが、寒気の影響が残るため山地を中心に、にわか雨の可能性がありそうです。その先は、新たな台風が発生し、その周辺の湿った空気が入る可能性があります。日差しに恵まれますが、所々で、にわか雨があるでしょう。
2週間天気後半:14日(土)~19日(木)
14日(土)からの3連休は、湿った空気や秋雨前線の影響で、スッキリしない天気となりそうです。雲が多く、雨の降る時間もあるでしょう。連休明けも雲が多いでしょう。来週も、新たな熱帯低気圧や台風が発生する可能性があり、今後の台風情報には引き続き注意してください。 日差しが少なく、気温の上昇は抑えられそうです。猛暑日(最高気温35℃以上)の予想はありませんが、30℃超えが続く所が多くなりそうです。平年よりかなり高く、この時期としては暑いでしょう。運動会の練習が行われる地域では、お子さんの熱中症に注意してください。
日本気象協会 中部支社 竹下 のぞみ