ジャスティン・ビーバーやゼンデイヤ、家計を支えたキッズセレブたち
ちなみにこの頃、ジャスティンは隣人宅に卵を投げつけたり、飲酒運転で逮捕されたりしていたけれど友人によると「ジェレミーはジャスティンに父親らしいアドバイスをしないどころか、彼をだめにしている。ジャスティンが問題を起こしている背後にはジェレミーの影響がある」。 ちなみにこの頃ジャスティンはプロデューサーでラッパーのディディことショーン・コムズと親しくしていた。現在コムズが性的人身売買や暴行などで逮捕、起訴されたことで2人の関係に注目が集まっているが、ジャスティンが本当の父であるジェレミーから得られなかった父親像をコムズに求めていた可能性も大。実際、コムズはジャスティンのメンターを自称していた。しかしその後ジャスティンはコムズからも距離を置くようになる。それはコムズの犯罪行為を察し、父親像には程遠いことを知ったからではないかという説も。実の父にはたかられ、芸能界での父には裏切られたジャスティン。子どもが生まれて父になった今、いいパパになろうと頑張っているのはそんな背景もあるのかも。
セレーナ・ゴメス
コスメブランドの大成功させ、自力でビリオネアになったセレーナ・ゴメスも母との生活を支えていた過去を持つ。彼女の母マンディも高校時代に彼女を出産、セレーナが幼い頃に離婚する。マンディは生活を支えるため仕事を3つ掛け持ちしていたが「家にはいつもお金がなかった」という。セレーナ曰く「ガソリンが入れられなくて、車が高速道路で止まってしまったことが少なくとも7回はあったのを覚えている」。100円均一で売っているパスタが夕食の定番メニューだったという。マンディは女優志望で苦しい生活をしつつも地元の舞台に出演していた。それを見て育ったセレーナも演技に興味を持つように。母はセレーナの芸能界入りを応援して、彼女にオーディションを受けさせるように。努力が実ってセレーナは「Barney and Friends」の役を獲得、10歳で本格デビューする。