【ECコンサル『ebisu growth』240%成長の要因】インターファクトリー 三石取締役「チャネル横断の支援が好評」
「ebisu growth」利用の決め手は?
――「ebisu growth」を利用する決め手となっているポイントは? 「ebisumart」というECのプラットフォームを20年提供してきたことで、さまざまなノウハウや知見をためてきたことを評価いただいている。データや現場の経験に基づく、アドバイスや提案ができる。 ソリューションの領域が偏っていないことも大きいと思う。単品通販だけ、越境ECだけを支援できる特化型のソリューションはあるが、さまざまな業種・業界のお客さまを全方位で支援してきたからこそ分かるノウハウが、他社との差別化になっている。 EC事業者も特定の領域のみの課題であれば、特化型のソリューションで解決できると思うが、多くの事業者がさまざまな領域で課題を持っている。全体的にどう対応すればいいか、戦略的にどこから強化するのがいいのか、など網羅的に分析して、解決策を提案してほしいというニーズがあり、当社はそこに応えることができている。 ――具体的な事例は? 某菓子メーカーは3年後にEC事業の売上高を現在の3倍の10億円まで伸ばしたいという目標を掲げていた。その目標達成のために支援してくれる会社を探していた。 当社もその会社のコンペに参加し、EC事業全体の戦略から、どういうチャネルでどのくらいの売り上げや利益を作っていくかというのを施策まで落とし込んで提案し、採用された。 実際にその会社の支援が始まり、半年が経過している。現在の進捗では、予算に対して120%の実績を上げている。向こう1年分の予算をいただき、今後もさらに支援を進めていく。 具体的には、ECモールの店舗や自社ECサイトの支援を両方手がけている。集客やSNS運用の支援も行い、運用代行も一部行っている。チャネルを横断した成長戦略や支援内容を提案し、それを口だけではなく、目標以上の結果を出している。 その企業は「ebisumart」以外のプラットフォームで自社ECサイトを構築されており、「ebisumart」の導入有無を問わず、抽象度が高い課題をお持ちの企業にもぜひご検討いただきたい。 ――顧客企業にとって「ebisu growth」はどのような存在になっているのか? EC事業責任者の懐刀のような存在になっていると思う。チャネルを超えた戦略を共に考え、広告予算のアロケーション(配分)、実務面のサポートまで一緒に課題を解決している。場合によっては、稟議の作成を支援したり、人材採用・教育の相談に応えたりもする。経営者やEC事業責任者の相談を聞きながら、解決策を一緒に考えることもある。 ――「ebisu growth」のサービスの展望は? サービスラインアップの拡充を計画している。お客さまのEC事業を伸ばし成長させられるようなサービスとして期待してほしい。
日本ネット経済新聞