フィギュアスケートの世界選手権（来年3月・米ボストン）代表最終選考会を兼ねる全日本選手権は20日、大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームで開幕し、男子ショートプログラム（SP）で初優勝を目指す鍵山優真（オリエンタルバイオ・中京大）が92.05点で首位に立った。 16歳でジュニアの中田璃士（TOKIOインカラミ）が90.31点の2位、友野一希（第一住建グループ）が89.72点の3位で続き、三浦佳生（オリエンタルバイオ・明大）は4位。11年ぶり出場で、今季限りで引退する37歳の織田信成（大阪スケート倶楽部）が5位につけ、グランプリ（GP）ファイナル3位の佐藤駿（エームサービス・明大）は6位と出遅れた。 女子SPは坂本花織（シスメックス）が78.92点のトップで4連覇に前進した。16歳の島田麻央（木下グループ）が75.58点で2位、昨年2位の千葉百音（木下アカデミー）が74.72点で3位。樋口新葉（ノエビア）は4位、松生理乃（中京大）は5位で22日のフリーを迎える。
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