「お尻が冷たかったらやって欲しい」股関節を少しずつ動かしてお尻の血流を改善!四つ這いストレッチ
寒い時期の体の冷えといえば、手足の冷たさが思い浮かびがちですが、お尻も意外と冷えやすい部分です。触ってみて冷たかったら、ぜひ今回ご紹介するストレッチでお尻の血行を促して冷えを解消していきましょう。 *写真で詳しいやり方を見る→股関節を少しずつ動かしてお尻の血流を改善!四つ這いストレッチ ■お尻はなぜ冷えやすい? 女性は男性よりも脂肪がつきやすく、お尻もその一つです。脂肪は体温を保つ働きがありますが、一度冷えると温まりにくく、特に冬の寒さや夏の冷房で冷えが続きやすくなります。また、長時間座っているとお尻が圧迫されて筋肉が硬くなり、運動不足で筋肉が使われないと血行が滞り、こうしたことでも冷えを引き起こします。 冷えたお尻は下半身や全身の冷えにつながり、むくみや胃腸の不調、肌トラブル、免疫力の低下など、冷えによる体調不良を引き起こしやすくなるため注意が必要です。 今回は、お尻の筋肉とつながる股関節を動かし、冷えたお尻をほぐすストレッチをご紹介します。このストレッチでは、股関節や内ももをゆっくりと動かし、骨盤周りの血行を改善することで、お尻の冷え解消が期待できます。 ■股関節を動かしてお尻の冷たさを改善するストレッチ このストレッチでは、股関節を外側に開いたり、曲げ伸ばしをしたりする動きをゆっくりと繰り返していきます。 <やり方> ① 正座から膝を腰幅より大きく開き、足の親指どうしをつける。 ヨガマットの上で行う場合は、マット幅と同じくらいに膝を開く。 ② 息を吐きながら上半身を前に倒し、両腕を前に伸ばして耳の横に。背中から腰、お尻の伸びを感じる。 ③ 次の吸う息で、手の位置は変えずにお尻を持ち上げて四つ這いになる(膝を開き、足の親指どうしをつけたまま)。できるだけ肩が手首の真上に来るようにして、そけい部(ももの付け根)を伸ばす。 ④ これらの動きを呼吸に合わせて数回繰り返す。 ライター/吉田加代子(ヨガ講師)
吉田加代子