【競輪】山崎歩夢が復帰戦でルーキー戦制す 父は芳仁…「1走1走をしっかり走りたい」/四日市
<四日市競輪:泗水杯争奪戦>◇G3◇最終日◇10日 125期の新人7人が出場したルーキーシリーズプラス2024は、山崎歩夢(19=福島)がホームまくりを決めて後続を振り切った。7月の本格デビュー戦で誘導員早期追い抜きで痛恨の失格。配分が4カ月止まった。それでも「練習は父(芳仁)とみっちりやった」と、自信を持って復帰戦に臨んだ。 レースはインを切った谷内健太を久田朔がたたいて主導権奪取。山崎はこの3番手から早めに巻き返して、そのまま押し切った。ブランクで不安もあったはずだが「踏み出した感触も4カ月ぶりにしては良かった。勘も鈍ってなかったし、積極的なレースができました」と優勝を喜んだ。周囲からは(A級2班)特昇の期待も高まる中「それは意識せず、1走1走をしっかり走りたい」と気を引き締めた。