“ハードルの女神”とのライバル対決!日本の福部真子が準決勝進出 陸上女子100mハードル【パリ五輪】
2024年8月7日に開催されたパリ五輪・陸上 女子100mハードル予選で、日本の福部真子選手が“ハードルの女神”と呼ばれる中国の呉艶妮(ウー・イエンニー)選手とのライバル対決を制し準決勝進出を決めました。 【写真24枚】“ハードルの女神”vs“アジア最速” 画像を見る
互いに“アジア最速”を奪い合う ライバル対決
強者揃いの予選1組。日本からは五輪初出場となる福部真子選手が登場。現在、日本記録を保持する注目選手です。 そんな福部選手と同じく予選1組に登場したのは、中国の呉艶妮(ウー・イエンニー)選手。 なんと呉選手、今年5月に大阪で行われた大会では、12秒86をマークし 今季の“アジア最速記録”で優勝。翌週に東京で行われた大会でも、12秒80をマークし記録を更新。 さらに6月に開催された大会では12秒74で歴代自己ベストを更新するなど、まさに今、飛ぶ鳥を落とす勢いの注目選手なんです。 そんな呉選手の勢いにストップをかけたのが福本選手。 五輪直前の7月20日に日本で開催された大会で日本新記録となる12秒69をマークし、呉選手が持つ今季“アジア最速”の記録を塗り替えました! 互いに一歩も譲れない“アジア最速”を狙うライバル同士の対決。
“ハードルの女神”過去には ばっちりメイクに批判も
そんな呉選手は、以前からその美貌や試合に臨む際のばっちりメイクも話題に。 今年4月に中国で開催されたダイヤモンドリーグでは目元にラメなどをつけて試合に臨んでいたことから、「観客はレースを観に来ているのであって見た目の美しさは関係ない」といった否定的な声があがりました。 これに対し呉選手は試合後のインタビューで「綺麗にメイクをするのは自分を鼓舞するため」と説明。さらに、「全ての人に美を愛する権利はあります。他の人の美を愛する権利を奪ってはいけません」と発言。 呉選手はSNSでも度々自身の写真を投稿し、その美しさも話題となっています。 そんな注目の集まる予選1組。 結果は、呉選手が12秒97で予選敗退。福部選手は日本の五輪最速記録となる12秒85をマークし、準決勝へと駒を進めました。
めざましmedia編集部