森保一がパスをさばき、森﨑和幸、久保竜彦が決めた! サンフレッチェ広島のレジェンドが一日限りの夢の競演
サンフレッチェ広島の歴代OBが集結し、2チームに分かれて対戦する『サンフレッチェ広島レジェンドマッチ2024』が、12月21日にエディオンピースウイング広島(Eピース)で行なわれた。日本代表の森保一監督が選手としても出場するなど、クラブ史を彩ってきた新旧レジェンド45人が集結した一戦。1万5000人を超える大観衆が詰めかけ、一日限りの夢の競演を堪能した。 【写真】TEAMピースの得点に『ポイチ』の人文字を作ったり、森保監督がメモを持っていないとみるや、森山監督がメモに何やら書き込んだり。往年の名手のプレーに歓声を笑いが絶えなかった ■2024年12月21日 サンフレッチェ広島レジェンドマッチ(@Eピース:観衆15,292人) TEAMピース 2-3 TEAMウイング 得点:(ピ)森﨑和幸、山岸智 (ウ)笛真人2、久保竜彦
「本当に感謝しています」
森保監督が率いるTEAMピースと、ベガルタ仙台の森山監督が率いるTEAMウイングの対戦は、森保『選手』が背番号27で先発出場。「最初は3分くらいと思っていて、ウルトラマンのようにカラータイマーが鳴って、すぐ代わろうと思っていましたけど、思ったより周りの年齢層も高かったので、長い時間プレーさせてもらいました」と笑いながら振り返ったように、中盤の底でパスをさばくなど約20分間プレーした。 一方で森山『選手』も先発出場し、笛の先制点が決まると吉田とともにユニフォームを脱いで上半身裸で喜ぶなど、現役時代さながらの熱いプレーを披露。自由に何回でも選手交代できるとあって、両チームとも後半にかけて頻繁に選手が入れ替わり、さすがに息が上がる選手が多かったものの、詰めかけた観客も懐かしの選手たちのプレーを堪能していた。 総監督としてクラブの礎を築き、この試合の名誉実行委員長を務めた今西和男氏は試合後、「うれしいですよ。自分の後輩や教え子たち、皆さんがこうやって場所を作ってくれて、本当に感謝しています。サンフレッチェの選手は当然のことながら、OBの皆さんも頑張ろうね!」と満面の笑み。前半にPKで1得点を決めた久保竜彦は「これまでアウェーでしかできなかった(サッカー専用スタジアムの)雰囲気を、ホームでできる。気持ち良くできたし、本当に楽しかったです」と喜んでいた。 取材・写真◎石倉利英 [出場選手] ●TEAMピース 監督:森保一 GK前川和也、林卓人、DF松田浩、柳本啓成、上村健一、片野坂知宏、駒野友一、石川大徳、水本裕貴、MF森保一、桑原裕義、森﨑和幸、森﨑浩司、丸谷拓也、柴﨑晃誠、山岸智、ミキッチ、沢田謙太郎、FW佐藤寿人、高橋泰、島卓視、茂木弘人 ●TEAMウイング 監督:森山佳郎 GK下田崇、増田卓也、DF吉田安孝、小村徳男、伊藤哲也、森山佳郎、槙野智章、盛田剛平、ストヤノフ、MF清水航平、小島光顕、山根巌、中島浩司、柏木陽介、髙柳一誠、服部公太、横内昭展、李漢宰、FW久保竜彦、大木勉、石原直樹、笛真人、前田俊介
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