鷹、元ドラ1の風間が戦力外「当然の結果」 高校で157キロ、背番号1も…3年で1軍登板ゼロ
球団は育成再契約打診の方針「何とか恩返しできるように頑張りたい」
ソフトバンクの風間球打投手が4日、みずほPayPayドーム内の球団事務所を訪れ、来季の選手契約を結ばない旨を伝えられた。ノースアジア大明桜高(秋田)で最速157キロ右腕として注目され、2021年ドラフト1位で入団。背番号「1」を与えられるなど球団の期待は大きかったが、入団3年間で1軍登板を果たすことはできなかった。球団は育成選手として再契約を打診する方針だ。 【画像】結果が残せず…目が虚ろな鷹ドラ1・風間球打 通告を受けた21歳は「当然の結果。しっかり受け止めて野球を続けていきたいなと」と胸中を明かした。育成再契約については「今の実力のままでは他球団からの話もないと思う。ホークスには取ってもらった恩もあるので、なんとか恩返しできるように頑張りたい」と前向きな考えを示した。 風間は入団から2年間は故障に悩まされるなど、2軍登板すらなかった。3年目の今季は2軍戦で6試合に登板して、計5イニングを4失点(自責3)、防御率5.40に終わった。10月に取材対応した21歳右腕は「まだ育成契約になるかは分からないですけど。今年の成績的にはあってもおかしくないかなと思います」と覚悟を口にしていた。 ドラフト指名された直後の会見では「300勝投手を目指したい」と発言するなど、注目を浴びた右腕。今後どんな野球人生を歩むだろうか。
Full-Count編集部