「夏目アラタの結婚」黒島結菜がガタガタの歯で連続殺人犯を怪演! 狂気全開のスペシャルPV&場面写真公開
柳楽優弥が主演を務めた「夏目アラタの結婚」から、黒島結菜扮する連続殺人犯の死刑囚・品川真珠にスポットを当てたスペシャルPVと場面写真が公開された。 【動画】品川真珠スペシャルPV 原作は、「医龍 Team Medical Dragon」シリーズの原作などで知られる乃木坂太郎氏の人気漫画。児童相談所職員の主人公・夏目アラタが、連続殺人犯の死刑囚・品川真珠にプロポーズすることから始まる“獄中サスペンス”を描く。 映画は「SPEC」シリーズ、「十二人の死にたい子どもたち」などの堤幸彦監督がメガホンをとり、連続殺人事件の遺族から相談を受け、死刑囚に会いに行く元ヤンキーの児童相談所職員・アラタを柳楽、“品川ピエロ”の異名をもつ死刑囚の真珠を黒島がそれぞれ演じた。共演には中川大志、丸山礼、立川志らく、福士誠治、今野浩喜、市村正親、佐藤二朗らが顔を揃えた。 映像は、太った醜いピエロという衝撃的な姿から“品川ピエロ”と呼ばれ、連続殺人犯として日本を震撼させていた真珠が逮捕されるシーンから始まる。しかし、面会室を訪れたアラタの前に現れた真珠は、可憐な印象を与える姿だった。彼女の気を引くため、アラタは咄嗟の判断で「俺と結婚しようぜ」と衝動的にプロポーズする。 アラタからポロポーズされた真珠は、「僕と一緒に暮らせる?」と不気味な笑みを浮かべたり、「好きだよ、アラタ」と面会室のアクリル越しにキスを送ったりするが、アラタに対して疑惑を抱くと「僕を騙したの?」と豹変。涙を流しながらアラタに迫る様子や、両目を指で釣り上げる姿、さらには「約束だよ」「絶対離れないから」と包丁を片手に迫るシーンなどが映し出され、底知れぬ狂気を感じさせる。 体当たりの演技で真珠役に挑んだ黒島は、特殊メイクを3時間かけてほどこし、醜い太ったピエロの姿へ変貌。黒島は「自分がどういう姿になっているのかが分からない状態だったので、想像が出来なかったんですけど、(完成したものを)見てみたらちゃんと私なんですよね。私の面影はあって、ちゃんと太っていて、あ……怖いって思いました」と出来栄えに自信をにじませる。 原作コミックスでも印象的な“ガタガタの歯並び”も、5カ月間かけて特注のマウスピースを制作して再現。黒島は歯の表現について、「最初はマウスピースにするかCGにするのか、色々な話があったりはしたんです」と明かす。「でも結果マウスピースになって、やっぱり付けていると話しづらさはありましたが、普通の滑舌とは違う感じになったことによって歯がボロボロであるというリアルさが出て、苦労はありましたけど、そういうところから真珠という役を作っていけたところは凄くありがたかったですし、良かったなと思いました」と振り返った。 「夏目アラタの結婚」は、9月6日より全国公開。