うちの世帯は片働きで、夫の年収は500万円です。老後はどれくらい年金をもらえるのでしょうか?
40歳代を過ぎると、老後にどれくらい年金をもらえるか気になる人もいるのではないでしょうか。 ◆【シミュレーション結果表】平均年収ごとの年金受給額の目安(年収200~1000万円) 特に専業主婦の妻は自分の年金受給額が少ないため、老後の生活に不安を感じる人も多いかもしれません。 そこで本記事では、平均年収500万円の会社員の夫と専業主婦の妻が老後に受け取る年金額をシミュレーションします。老後にかかる生活費も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
年収500万円の夫がもらえる年金はいくらか
ではさっそく、平均年収500万円の会社員の夫が受け取る年金額をシミュレーションしましょう。 以下の条件で、現役時代の平均年収別に年金受給額を計算します。 ・1975年生まれ ・23~64歳まで会社員として勤務 ・65歳から年金受取を開始 シミュレーションの結果は以下のとおりです。 ●平均年収ごとの目安年金受給額(額面) 平均年収 年金受給額の目安(額面) ・200万円 月10万5000円 ・300万円 月12万5000円 ・400万円 月14万円 ・500万円 月16万円 ・600万円 月18万円 ・700万円 月19万5000円 ・800万円 月21万1000円 ・900万円 月23万3000円 ・1000万円 月23万5000円 平均年収500万円の会社員は、月16万円の年金を受給可能です。 また、平均年収300円の会社員の年金受給額は月12万5000円、平均年収1000万円の会社員の年金受給額は月23万5000円のため、現役時代の平均年収によって年金額に大きな差があることがわかります。
専業主婦の妻がもらえる年金はいくらか
年収500万円の夫がもらえる年金額を確認しましたが、専業主婦の妻はいくら年金をもらえるのでしょうか。 日本年金機構「令和6年4月からの年金額等について」によると、2024年度の国民年金の満額受給額は月額6万8000円です。 そのため、会社員や公務員として働いた経験のない専業主婦は月6万8000円の年金を受け取ります。 年収500万円の夫がもらう月16万円の年金と合わせると、夫婦でもらえる額は月22万8000円です。