広島・常廣羽也斗ほろ苦談「4球で2本のホームラン…逆に清々しく気持ちよかった」後輩球児から質問攻め 今年の抱負は“勝つ”
プロ野球広島カープにドラフト1位で入団した常廣羽也斗投手(22)が昨年末、母校の大分舞鶴高校をあいさつのため訪れました。野球部の後輩を激励し、部員からの様々な質問にも気さくに回答。プロでの活躍も誓いました。 【写真を見る】広島・常廣羽也斗ほろ苦談「4球で2本のホームラン…逆に清々しく気持ちよかった」後輩球児から質問攻め 今年の抱負は“勝つ” ■後輩から質問攻め… 常廣羽也斗は身長180センチ、最速155キロを誇る右腕で、青山学院大学では才能を大きく開花しエースとして活躍しました。広島での背番号は「17」に決定。球団から強い期待が込められています。 母校の大分舞鶴高校を訪れたのは去年12月29日。校長や当時の監督にあいさつしたあと、グラウンドに集まった野球部の後輩を激励。様々な質問が飛び出しました。 部員:「高校時代の一番の思い出を教えてください」 常廣:「高校1年生の夏の大会で明豊と対戦したんだけど、7球の投球練習のあと、4球で2本ホームラン打たれて降板したのが一番印象に残っている。あの時は逆に清々しくて気持ちよかった(笑)」 部員:「どうすれば、しなやかなフォームになりますか」 常廣:「自分は体が柔らかくないんだけど…回転のいいストレートをいつも追い求めている。そうすると自然と、しなやかなフォームになる。いいボールを投げれば結果的にそういうフォームになると思っている。先にボールのことを考えた方がいい」 部員:「配球の決め方と、ピンチの時に声をかけてほしい言葉などありますか」 常廣:「配球はキャッチャー優先。ただ満塁とかなると自分で決めることがある。打たれた時の声かけは…マジで正直放っておいてほしい(笑)。言葉も耳に入らないし」 部員:「どういうバッターが投げにくいですか」 常廣:「ストレートの強いバッターだね。一球でもストレートでファウルを取れれば変化球で勝負できるけど、そのストレートを捉えられるのはきつい。投げづらいと感じる」 ■2024年の抱負は“勝つ” 70年以上の歴史を持つ大分舞鶴高校から誕生した初のプロ野球選手として関係者の期待も高まっています。常廣の高校時代、監督として指導した花田修さんは当時をこう振り返ります。