「春のセンバツ」最強高校ランキング14位 新たなフェーズに入った”古豪”
第96回選抜高等学校野球大会が、3月18日から阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で行われている。各地区代表計32校(21世紀枠含む)が出場し、春・王者をかけて熱戦を繰り広げる。 【表】春のセンバツ甲子園2024 勝ち上がりトーナメント表 ここでは、歴代の選抜大会における通算成績を基に、高校別のランキングを作成した。基準としたのは、「優勝」「準優勝」「4強」「8強」の回数。優勝1回=10pt、準優勝1回=5pt、4強1回=3pt、8強1回=1ptの合計ポイントでランク付けしている。ただ、配点によって順位変動は出てくるため、今回はこの配点に限ったランキングであることをご留意いただきたい。 ※同一Ptで並んだ場合、優勝回数が多い方が優先、以下も同様。 ※第95回大会まで時点
14位:松山商業高校(まつやましょうぎょう)
所在地:愛媛県 <選抜大会成績> 優勝;2回 準優勝;1回 ベスト4:2回 ベスト8;4回 合計Pt:35Pt 14位には、“古豪”松山商がランクイン。 松山商は、第2回(1925年)と第9回(1932年)に春制覇を成し遂げている。第9回は、漫画『あぶさん』のモデルの一人としても知られる景浦將らが優勝メンバーだった。 数多くのプロ野球選手を輩出している名門である一方、春は第68回(1996年)、夏は第83回(2001年)以来、甲子園からは遠ざかっている。だが、2020年の秋季大会では県ベスト8の成績を収め、翌年のセンバツの「21世紀枠」候補校として県から推薦された。選出とはならなかったが、名門校は新たなフェーズにきている。 主なOB選手 藤本定義、森茂雄、坪内道典、千葉茂、西本聖ら
ベースボールチャンネル編集部