W杯日本代表の吉井裕鷹が大学在学時から5季在籍したアルバルク東京を退団「すべてのシーズンが刺激的で成長を感じられました」
移籍先は後日当該クラブから発表
アルバルク東京は5月29日、吉井裕鷹との契約が6月30日をもって満了となり移籍することを発表した。移籍先は後日、当該クラブから発表されるという。 大阪府出身、現在25歳の吉井は196cm、94kgのスモールフォワード。大阪学院大在籍中の2020年12月に特別指定選手としてA東京に加入し、翌シーズンにプロ契約を締結。2022年7月に日本代表デビューを果たすと、2023年のワールドカップに出場し48年ぶりのオリンピック自力出場に貢献した。今シーズンは55試合中に出場し、平均10.5分のプレータイムで1.6得点、1.5リバウンドを記録した。 吉井は「練習生から合わせると5シーズン、お世話になりました。アルバルク東京に入団できたことを心から誇りに思います」と感謝を述べ、「A東京の選手として在籍できたことや東京という土地で生活できたこと、すべてが新鮮で良い経験で楽しかったです。すべてのシーズンが僕には刺激的で成長を感じられましたし、勉強にもなりました」とコメント。欠かせぬ存在に成長した日本代表についても触れ、「(A東京で)成長できたおかげで日本代表になり、日本のために微力ながら貢献できたと思っています」としている。 吉井は最後に、以下のようにファンへの思いを綴った。「これからも変わらずアルバルク東京への応援をしていただくとともに、吉井裕鷹への応援もよろしくお願いいたします。皆さんと共に幸せな時間を過ごせたことを光栄に思います。本当にありがとうございました」 ■A東京2023-24シーズンロスターの契約状況(5月29日16時時点) 【未発表】岡本飛竜、テーブス海、安藤周人、ザック・バランスキー、セバスチャン・サイズ、平岩玄、ライアン・ロシター、レオナルド・メインデル、福澤晃平、小酒部泰暉、アルトゥーラス・グダイティス 【退団】橋本竜馬、吉井裕鷹
バスケット・カウント編集部