台湾地震の瞬間をキャッチ 崖崩れや飲食店を飛び出す客
花蓮市/新北市、台湾、4月4日 (AP) ― 台湾東部花蓮県沖で4月3日朝、25年ぶりの大型地震が発生、これまでに9人が死亡し、1000人以上が負傷した。 震源は台湾南部花蓮市の南南西約18キロで、震源の深さは34.8キロ、地震の規模を示すマグニチュードは米地質研究所によると7.4と推定される。 花蓮市では余震が続き、米地質研究所によると、マグニチュード6.5の揺れが観測された。 震源に近い花蓮市では、東海岸を何ボックに縦断する台9線で地震発生時にがけ崩れが発生。 このため国道は閉鎖され、列車は一時運行を見合わせた。 また、地元の飲食店にいた客が一斉に店を飛び出す様子が監視カメラに捉えられている。 さらに、新北市のペットショップでは、揺れを察知した猫やウサギが走り回る瞬間がキャッチされている。 この地震で、日本統治時代の女学校校舎を利用した立法院も、壁と天井に被害がでたと報じられている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)