横浜流星主演大河ドラマ『べらぼう』、市原隼人ら新キャスト発表 飯島直子、鉄拳が大河初出演
横浜流星が主演する2025年大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK総合ほか)に、追加キャストとして市原隼人、井之脇海、飯島直子、珠城りょう、鉄拳らの出演が決定。コメントが到着した。 【写真】大河初出演メンバーも! 『べらぼう』新キャスト 本作は、“江戸のメディア王”として時代の寵児(ちょうじ)になった蔦屋重三郎の生涯を、笑いと涙と謎に満ちた物語として描く。脚本は森下佳子。 市原隼人が演じるのは、瀬川を身請けする盲目の大富豪・鳥山検校。当時吉原一の花魁といわれた瀬川(小芝風花)を1400両で身請けをした男。“検校(けんぎょう)”というのは盲人に与えられた最高位の官位であり、鳥山は幕府の許しを得て高利貸しを行い、多額の資産を築いていた。金の力ですべてを手に入れた鳥山であったが、唯一、妻・瀬川の心だけは、まだ自分のものにできておらず、そこに蔦重(横浜)の姿を感じ取っていた。 井之脇海が演じるのは、平賀源内と行動を共にする浪人・新之助。御家人の三男坊として生まれたが、とある理由で出奔。平賀源内とともに「炭売り」をしながら長屋で暮らしている。蔦重(横浜)に連れられて案内された吉原の女郎屋・松葉屋で、うつせみ(小野花梨)と運命の出会いを果たすことに。 飯島直子が演じるのは、蔦重(横浜)の義理の母で、駿河屋の女将・ふじ。駿河屋(高橋克実)の妻で、引手茶屋の女将。蔦重はじめ身寄りのない子供たちを育て見守る慈愛の人で、実の子である次郎兵衛(中村蒼)を溺愛している。飯島は大河ドラマ初出演となる。 珠城りょうが演じるのは、松葉屋の番頭新造・とよしま。女郎屋・松葉屋(正名僕蔵)、いね(水野美紀)のもとで、禿や振袖新造の教育係である「番頭新造」を務める姉貴分。今は花の井(小芝)について、身の回りの世話も務めている。大河ドラマ初出演。 徳井優が演じるのは、江戸の地本問屋・鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)を助ける番頭・藤八(とうはち)。先代のころから鱗形屋を支えてきた。明和の大火事で多くの板木を失い、経営的に厳しくなった店を立て直すために、とある策を思いつく。 三浦りょう太が演じるのは、江戸の地本問屋・鱗形屋孫兵衛(片岡)の長男で跡取り息子・鱗形屋長兵衛。曾祖父の代から赤本・青本を手掛けた江戸の本屋の跡取り息子としての自負を持つ。大河ドラマ初出演。 前野朋哉が演じるのは、蔦重(横浜)が手掛けた「青楼美人合姿鏡」を北尾重政(橋本淳)とともに描いた当代一の役者絵師・勝川春章。のちに葛飾北斎など多くの弟子を抱え、役者似顔絵を得意とする勝川派の代表となり、喜多川歌麿(染谷将太)の「美人画」や写楽の「大首絵」に大きな影響を与えることになる。 鉄拳が演じるのは、蔦重(横浜)が企画して、西村屋与八(西村まさ彦)とともに出版した「雛形若菜初模様」の絵師・礒田湖龍斎(いそだ・こりゅうさい)。吉原の遊女たちに新しいデザインの着物を着せて描いた雛形本の浮世絵版の先駆けとして、当時の女性たちの関心を集めることになる。大河ドラマ初出演。 落合モトキが演じるのは、10代将軍・家治(眞島秀和)の弟で御三卿・清水家の初代当主・清水重好。賢丸(寺田心)の田安、一橋治済(生田斗真)の一橋と並ぶ御三卿の一人。家治の子・家基(奥智哉)が健やかに育ち、安泰と思われていた11代将軍の座であったが、家基が若くして突然亡くなったことで、御三卿の周辺も慌ただしくなる。大河ドラマ初出演。 宮尾俊太郎が演じるのは、田沼意致(たぬま・おきむね)。田沼意次(渡辺謙)の甥で、10代将軍・家治(眞島)の嫡男・家基(奥)について西の丸目付となり、その後一橋家の家老となる。田沼と一橋をつなぐ役目を果たし、治済(生田)の子・豊千代の11代将軍就任に尽力することとなる。大河ドラマ初出演。 花總まりが演じるのは、御三卿・田安徳川家初代当主・宗武の正室・宝蓮院。のちに松平定信となる賢丸(寺田)を、白河松平家の名君、「寛政の改革」を行った老中となるまでに育てた「母」。宗武の七女・種姫を次期将軍となる家基(奥)の正室にするため、10代将軍・家治(眞島)の養女として送り込むのだが…。 大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』は、NHK総合ほかにて2025年1月5日より放送開始。 ※キャストのコメント全文は以下の通り。