横浜流星主演大河ドラマ『べらぼう』、市原隼人ら新キャスト発表 飯島直子、鉄拳が大河初出演
<コメント全文>
■市原隼人 未だ謎に包まれた人物でありながら、盲人組織当道座における最高位である鳥山検校を演じさせていただきます。生まれ持った運命により与えられた人生の良し悪しをどう感じるかは己次第であり、理屈では説明できない鳥山検校の人恋しさを埋めるものは何なのか? 検校と同じ境遇に在る全ての人や物事に敬意を払い務めさせていただきます。(共演者とは)現場で芝居を通してやりとりをする事を楽しみにしています。自分でも現場に入らないとどうなるかわからないほど、今までの大河ドラマにない人物像であると感じています。撮影本番に向けてしっかりと準備を行い、出演の刻をお楽しみいただけるよう努めてまいります。 ■井之脇海 『べらぼう』の制作が発表されて、面白そうな題材で、しかも森下さんの脚本と聞き、ご縁がありますようにと願っていたので、声をかけていただいて、とても嬉しかったです。 4回目の大河ドラマですが、いつも大河の現場は豪華なキャストに囲まれて、埋もれないように喰らいつくのに必死なので、今回も芝居モンスターたちに負けないよう頑張ります。江戸中期の時代も、浪人役も初めてですので、気持ちを引き締めて臨みたいと思います。 今のところ、横浜さんとのシーンを多く撮っていますが、横浜さんは芝居にとても真摯で、いつも空き時間に、どちらからともなく台詞合わせが始まって、何度も何度も練習をしています。その甲斐あって、いつも良い状態で本番で演じられています。 誰よりも作品に真摯に向き合う座長をみて、間違いなく良い作品になると確信しています。そんな座長をクランクアップまで、みんなで支えながら走り抜けたいです。 そして、うつせみ役の小野さんとも、今後、一緒のシーンが増えますので、色々話し合いながら、江戸中期の恋愛を、2人で繊細に演じられるよう頑張ります。 江戸中期について、あまり知識がなかったのですが、森下さんの脚本を読むと、当時の生活が、きっとこうだったのではないか、とたくさん想像できて、そのイメージを大切に、芝居をしたいと思います。 何作もご一緒させていただいている森下さんから、改めて、新之助について、「期待してるからね!」とお言葉をいただいたので、ご期待に応えられるよう、いや、それ以上に応えられるよう、全力で演じたいと思います。 注目してほしいのは、序盤はうつせみとの不器用な2人の恋模様です。新之助の優しさと真っ直ぐさ、そして遊女と浪人の禁断の恋を、見守っていただけたら嬉しいです。 ■飯島直子 「大河ドラマ」、私には縁がないと思っていたので驚きと光栄でいっぱいです。長丁場ではありますがキャスト、スタッフの皆様と心に残る素晴らしい作品にしたいとやる気しかありません! 錚々たるキャスト全員とお会いする事はできないと思いますが…ご縁あり初めてお会いできる方とお芝居できることを楽しみにしています。 いつもまんじゅうや煎餅を食べ多くを語らず少しとぼけたところのある女将ですが、ポツリと話すその一言が胸に沁みるよう演じていきたいです、その一言が現代に生きる皆さんのココロにも響きますよう頑張りますのでよろしくお願いします! ■珠城りょう いつかその時が来たらいいなと夢を抱き、目標にしていた大河ドラマへの出演。お話しをいただいた時は胸が高鳴り、鼓動が速くなったのを覚えています。とても嬉しかったです! 顔合わせの時に集まったスタッフ、キャストの人数の多さと顔ぶれに身の引き締まる思いでしたが、みなさんと一緒にいい作品を作れるよう自分らしく精一杯努めたいと思いました。 横浜流星さんは常に高い集中力を保ちながらも撮影の合間は積極的に子役のみなさんともコミュニケーションを取られていたりと、いつも現場の良い空気を作ってくださっているなと感じています。共演が楽しみだった方は小芝風花さん。俳優として様々な役柄を幅広く演じられている一方で普段はカラッと明るくて可愛らしい印象がある方なので実際にお会いするのが楽しみでした。横浜さん、小芝さん、力のあるお2人が現場でどのように役に入っていかれるのか、それを側で見られることをとても楽しみにしています。 今回このお話しをいただいて、私自身、新造が3つの階級に分けられていることや「番頭新造」と呼ばれる遊女がいたということを初めて知りました。身請けされないまま年季を過ぎても廓内で働けるというのは一目置かれる理由があるので、この時代に力強く生きた女性が確かにそこにいたということを少しでも表現できればと思っています。また、着物や髪飾り、化粧など遊女の立場や階級によっても微妙に違うので、その辺りも楽しんでご覧いただけたら嬉しいです。 ■徳井優 (大河ドラマに2年)「続けて出ていいのかな?」 横浜流星さんは、過去に2度、ご一緒したことがあります。ひたむきに演じられる方だなーと思っています。 片岡愛之助さんとはご縁がありまして、私の初めてのテレビ出演作品『欲しがりません勝つまでは』(1979、NHK)に愛之助さんも出演されていました(共演シーンはありませんでしたが)。そして2017年に舞台『コメディ・トゥナイト!』でしっかりと共演でき、とても楽しかったので、今回の共演が嬉しいです。 地味で目立たない役どころなので(笑)、みなさまには目を凝らして探しながらご覧いただきたいです。