副業講師で月10万稼ぐ私が、セミナー準備に30分以上かけない理由とその方法(滝川徹 時短コンサルタント)
■「話す順番」と「構成」がカギ
一方、受講者に伝わりやすい順番や構成で話すことは大切です。だからこそ、私は話の構成や話す順番については、事前に準備をします。しかし大枠さえ押さえておけば、細かい表現や言い間違いは誤差の範囲です。そこまで神経質になる必要はありません。 試しに自分が好きな人が講演をしている姿を見てみてください。その人は一字一句間違えずに話をしていますか? 「あー」「えー」などと言っていませんか? 粗を探そうと思えば、どんなすごい人でもこうしたことを指摘できます。 でも、聞いている時はそんなこと気にしないですよね。「あ、この人、今言い間違えた」とは思っても、それだけでその人の価値が下がるわけではありませんよね。他人は皆さんが気にしてるほど気にしてないのです。
【プロフィール 滝川徹・時短コンサルタント】
1982年東京生まれ。Yahoo!ニュース・アゴラで執筆記事が多数掲載される現役会社員・時短コンサルタント。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけにタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』『ちょっとしたスキルがお金に変わる「副業講師」で月10万円無理なく稼ぐ方法(日本実業出版社)』他。