バルセロナがディバラ獲得に向けオファー? 復活を果たした才能は今夏の争奪戦必至か
プレミアクラブも注目
バルセロナは今シーズン、復活を果たしたローマに所属するアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ獲得に興味を持っており、オファーを出したことをスペイン『SPORT』は報じた。 現在30歳となったディバラは今シーズン、公式戦26試合で13ゴール7アシストをマークしており、絶好調だ。2015年から在籍していたユヴェントスでは公式戦293試合で115ゴール48アシストを記録し、2022年からはローマでプレイしている。 昨季も公式戦38試合で18ゴール8アシストという結果を残していたが、今季のディバラのパフォーマンスは際立っており、「宝石」の愛称で親しまれていたアルゼンチンの才能が再び輝きを取り戻したと、話題になっている。 同メディアによると、ローマとの現在の契約にはイタリア国外のクラブに適応される1200万ユーロ(約20億円)の契約解除条項が設定されているという。今季の同選手のパフォーマンスを考えれば、かなりお買い得であり、財政難のバルセロナにとっても手が届く金額だと同メディアは伝えている。 バルセロナはユヴェントスにディバラが在籍していた時に度々オファーを出していたが、結果的に移籍は実現しなかった。同選手はバルセロナの夏のターゲットの最優先ではないようだが、オプションの1つとして長年追いかけてきたディバラの獲得を検討しているという。 しかしローマも新契約締結を目指しており、さらに同選手にはウェストハムなどプレミアリーグのクラブからも注目されているため、夏に争奪戦になる可能性が高い。 またディバラ獲得に本格的に動くかどうかは、現在アトレティコ・マドリードからレンタル移籍中のFWジョアン・フェリックスの去就も関係しているとも、同メディアは伝えている。フェリックスを完全移籍で獲得するには高額な資金が必要であり、バルセロナは来季も再レンタルでチームに留めておくことを検討している。 30歳というベテランの域に入ったディバラは、今夏にバルセロナに行くことはあるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部