「アコーディオンって人間的な楽器だと思います」アコーディオニスト・cobaの特殊能力に山崎怜奈もビックリ!?
◆楽器を持つ“姿勢”だけで人格が分かる!?
れなち:アコーディオンの演奏を会場で聴くと、音源と聴こえ方が全然違うじゃないですか。(音の)ふくらみというか、楽器の特性もあると思いますが……。 coba:そうですね。アコーディオンって本当に人間的な楽器だと思います。というのも、演奏するときに上半身にベッタリとくっつけるじゃないですか。だから、その人の持っているキャラクターを残酷なまでに反映してしまう。演奏者によって音が全然違いますよ。 れなち:それは、同じ曲を演奏していても? coba:怖いぐらい違いますね。最近、コンクールの審査員をすることもありますが、その人が(アコーディオンを)持って座って弾き出す寸前で、僕はもう“この人は、こういう人だな”と分かってしまう。 れなち:え~!? それは、どこで分かるのですか? coba:雰囲気ですかね(笑)。でも、当たっているんですよね。 れなち:ご自身の演奏でも、最初の頃と現在の演奏とで“違ってきたな”と思ったりするのですか? coba:やっぱり、若いときはやんちゃだし、若いときにしかできないことがたくさんあって、それが演奏にも出ますよね。それから年齢を重ねると、もうちょっと慎み深く……なりたいなと(笑)。そういう思いはありますけどね。 (TOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」放送より)