阿部監督の“お墨付き”…?巨人、評価が急上昇している選手(6)ドラ1がついに“本格覚醒”か…?
2024年シーズンも100試合以上を消化しているプロ野球。4年ぶりのリーグ優勝を目指す読売ジャイアンツでは、坂本勇人や門脇誠など、主力選手の不調も目立っている。しかしながら、その穴を埋めるように、新戦力などの躍動も光っている。そこで今回は、今シーズンに評価を急上昇させている巨人の選手を取り上げる。
堀田賢慎
・投打:右投右打 ・身長/体重:186cm/88kg ・生年月日:2001年5月21日 ・経歴:青森山田高 ・ドラフト:2019年ドラフト1位 入団後は故障が重なり、苦しいシーズンが続いていた堀田賢慎。ただ、高卒5年目の今季はブレイクの兆しを見せている。 2019年ドラフト1位と高い評価を受けて、読売ジャイアンツに入団した堀田。しかし、プロ入り直後に右肘内側側副靱帯再建手術(通称:トミー・ジョン手術)を行い、同年オフに育成契約となった。 高卒3年目の2022年3月に支配下復帰したが、同年は8試合の登板で2勝3敗、防御率6.29。昨季は右肩のコンディション不良の影響もあり、わずか3試合の登板で防御率8.10に終わった。 それでも、今季は救援として開幕一軍入りし、ストレートやチェンジアップを武器に開幕から6試合連続無失点の好スタートを切った。 シーズン途中からは先発へ転向すると、先発としても2勝をマーク。5月15日時点で防御率0.74という圧巻の投球を披露していた。 そんな中、6月12日の楽天戦で3回途中5失点を喫し、翌日にファームへ降格。それでも、ここまで13試合の登板で3勝3敗、防御率2.70と成長を感じさせている。 先発ローテーションの定着が期待できるだけに、もう一段レベルアップが求められそうだ。
ベースボールチャンネル編集部