鹿児島市の魚類・青果市場で初せり 海水温上昇や猛暑で取引量減少 野菜の高騰今後の見通しは
鹿児島読売テレビ
開設90周年を迎える鹿児島市の魚類市場と青果市場で5日朝、初せりが行われました。 午前6時、鹿児島市の下鶴市長が力強く鈴を鳴らし、魚類市場の初せりが始まりました。場内には水揚げされたばかりの魚が並び、威勢の良い掛け声とともに次々と競り落とされました。 (鹿児島市中央卸売市場魚類市場・小田利次市場長) 「栄養豊富な新鮮な魚介類を魚類市場からお届けしていくのでみなさんにたくさん食べていただけたら」 海水温の上昇などの影響で2024年、市場で取り引きされた魚の量は1万8087トンで2023年より減ったということです。 一方、青果市場でも初せりが行われました。青果市場によりますと猛暑の影響で野菜の高騰が続いていますが、2025年2月までは全国的に生産が安定する見込みで価格も2024年末と比べ安くなる見通しだということです。