東洋大姫路、11得点七回コールド勝ち 天理(奈良1位)下し決勝へ 秋季近畿高校野球
来春の選抜高校野球大会につながる秋季近畿地区高校野球大会第6日は3日、神戸市須磨区のほっともっとフィールド神戸で準決勝があり、東洋大姫路(兵庫1位)は天理(奈良1位)に11-3で七回コールドゲーム勝ちし、優勝した2007年以来17年ぶりとなる決勝に駒を進めた。 【写真】天理に11-3でコールドゲーム勝ちし、笑顔を見せる東洋大姫路ナイン 東洋大姫路は一回、中越え三塁打の1番渡辺拓が伏見の内野ゴロで生還し先制すると、白鳥が2試合連続適時打で続き、二回には敵失から加点して3-0とした。 同点とされた直後の五回に打線が爆発。桒原の中前適時打、見村の2点中前適時打、木村の右前適時打、白鳥の3点中越え適時二塁打など打者12人の猛攻で8得点し、大きく突き放した。 投げては先発末永が五回途中3失点。2番手の阪下が以降を無失点に抑えた。 東洋大姫路は4日の決勝で、市和歌山-智弁和歌山の勝者と対戦。勝てば明治神宮大会(20日開幕・神宮球場)への出場権を得る。 近畿大会には2府4県の府県大会を突破した16校が出場。戦績は来年3月開幕の選抜大会の出場校選考において重要な資料となる。近畿地区の一般選考枠は6。 兵庫勢の秋季近畿大会決勝進出は、報徳が準優勝した22年以来2年ぶり。