2ゴールでMOM! 南野拓実、三笘薫との連携に自信「彼はどのタイミングでもパスを出せる。やっていてやりやすい」
日本代表の南野拓実が、中国代表戦での2ゴールを振り返った。 日本代表は5日、2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループC第1節で中国と埼玉スタジアム2002で対戦。この日先発した南野は、2-0で迎えた52分にゴールネットを揺らすと、58分にもこの日自身の2ゴール目を記録。チームもその後ゴールを量産し、7-0で勝利した。 【動画】ゴールラッシュで中国を粉砕! 2ゴールの活躍でマン・オブ・ザ・マッチに輝いた南野は、記者会見に出席。この日、日本が採用した3バックシステムに関しては、「モナコでも昨シーズンに何度かプレーしていたシステムだった」と明かし、「僕個人的には選手が変われど、非常にスムーズに試合に入れたかなと思います」と振り返った。 引いてきた中国相手に意識していたことは、「動き回ってスペースを空けたり、スペースに飛び込んでいくということ、奪われた瞬間の切り替え」。自身のゴールシーンも見事な動き出しから生まれた。 52分のゴールの場面では、自らがボックス左に走り込んで三笘薫からのパスを呼び込むと、寄せてきた相手をワンタッチで交わして中央へ。そのままゴール右へと蹴り込んだ。 このゴールシーンについては、「ペナルティエリアのあそこのスペースを狙うのは、チームのコンセプトの1つでもあるし、僕が得意なプレーでもあります。薫がタイミングよくパスをくれて、うまく相手をかわして流し込むことができたのでよかったです」と振り返る。また、左サイドの三笘とのコンビネーションにも自信をのぞかせた。 「今日も前半から薫が2人を引きつけた中でもボールを失わないし、前に運べるし、僕はやっていてやりやすいです。彼は上手いのでどのタイミングでもパスを出せるので、自分がああいう形でフリーになれればチャンスになり、ゴールにつながるプレーになるとは感じていたので、それがああいう形で実ってよかったと思います」 また、南野は58分にも上田綺世のポストプレーからボールを受けると、ボックス内に侵攻し、そのまま右足を振り抜き、チームの4点目を記録。「綺世が入るタイミングで自分も動き出していたし、前半もああいうタイミングで行けそうだなと(上田と)話をしていた」と明かし、「狙い通りだった」と手応えを明かした。