「ついに悪夢は終わった」ポグバの出場停止が4年から18か月に軽減! 来年3月からプレー可能に
ユベントスの元フランス代表MFポール・ポグバのドーピング違反による出場停止が、4年から18か月に短縮されたことが分かった。イギリス『BBC』が報じている。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 ポグバは昨年8月20日のセリエA第1節・ウディネーゼ戦後に実施されたドーピング検査で体内のテストステロン(持久力を高めるホルモン)が高濃度で検出され、今年2月29日にイタリアの反ドーピング機構(NADO)から4年間の公式戦出場停止処分を受けた。 しかし、選手側がスポーツ仲裁裁判所(CAS)に異議申し立てを行った結果、出場停止処分が18か月に軽減。適用期間は2023年9月11日からとなっており、来年3月から再びプレーすることが可能となる。 来年1月からトレーニングに復帰するとみられるポグバは「ついに悪夢は終わった。また自分の夢を追いかけられる日を楽しみにしている」と喜びを語り、「僕は医師から処方された栄養サプリメントを摂取し、世界アンチ・ドーピング機構の規則に故意に違反したことは一度もないと常に言ってきた。このサプリメントは、男性アスリートのパフォーマンスに影響を与えたり、強化したりするものではない」と改めて主張した。 続けて「僕は誠実にプレーしており、これは厳格責任違反であることは認めざるを得ないが、僕の説明を聞いてくれたスポーツ仲裁裁判所の裁判官に感謝の意を表したい」とコメント。当初の出場停止期間なら引退の可能性もあっただけに、「これまで懸命に努力してきたこと全てが中断され、人生で非常につらい時期だった」と心境を明かした。