トヨタ自動車のレーシングカーで「液体水素」供給の実証試験
メ~テレ(名古屋テレビ)
トヨタが市販化を目指している「液体水素」を使った水素エンジン車に、よりシンプルな方法で水素を供給する実証試験が行われました。 この実証試験は大量の貯蔵ができるものの供給方法が難しいとされる液体水素を、既存の水素ステーションの貯槽から水素エンジン車に専用の配管や装置を使ってより簡単な方法で供給します。 今回の試験では、液体水素の燃料で走るトヨタ自動車のレーシングカーが用いられ、約3分でタンクの85%の量の水素を供給できました。 今回の方法を活用することで水素エンジン車が普及したとき、既存の水素ステーションの設備を活用しながら、省スペースかつ安全に液体水素を供給することが期待されています。